GIRLs PLANET第4話の感想
今回のガルプラも面白かったです
大どんでん返しとは、まさに今回のガルプラでしょうか。
今回もかなり面白かったです。
まだ観ていない人は、AbemaTVで無料で見れるので、
#1から全部観た方がいいと思います。
今回は前回から始まった、コネクトミッションの続きで、
残り7チームの戦いです。
どのチームにもドラマがあり、
大きな壁を乗り越えてのミッション挑戦でした。
全てのチームに拍手を送りたい気持ちです。
しかし、勝負ですから、
嬉し涙でメンバーと抱き合えるのか、
それとも悔し涙でステージを降りるのか、
それはミッション当日までの努力の成果が、
本番で発揮できるかどうかで決まります。
一人一人のスキルだけでは勝てません。
課題曲をちゃんと表現できるまで練習し、
全員が団結できたチームこそが勝者となります。
団結にはリーダーの努力とメンバーの協力が必要ですが、
今回放送された7チームにも、
それぞれ特徴がありました。
坂本舞白リーダーが最高すぎました
まずはIZ*ONE「FIESTA」の2チームですが、
坂本舞白リーダー率いる크라운(クラウン)1班と、
キム・ユビンリーダー率いるButterfly2班は、
どちらも大きな問題が起きてしまいました。
メインボーカルが練習のしすぎで声が出なくなってしまった2班は、
本当に大変そうでした。
なんちゃってボーカルの私にも経験がありますが、
ハイトーンは出せると気持ちがいいんですよ。
でも、正しく無い発声や無理な練習のしすぎで、
声が枯れてしまったりすると、
出せるはずのキーが全然出せなくなるんです。
私の場合は通常の男性キーであれば、
地声とミックスで普通に歌えるんですが、
メタルのハイトーンは完全に裏寄りのミックスか
ヘッドでしか歌えません(だからへなちょこなんですが)
最近では一切無いんですけれど、
ボイトレなどを受ける前は、
相当力んで高音を出していたので、
あっという間に喉を痛めてしまってました。
正しく無い発声のままで何度も繰り返し高音を出すと、
声が出ることを確認したくて、
練習のたびに全力で出しちゃうんですよ。
本当は喉を休めなければいけないのに、
目当ての音が出せることを確認したくて、
何度も歌ってしまうんです。
結果、どんどん状態が悪くなって、
ライブ当日に最悪の状態ってこともありました。
へなちょこなりに練習しているので、
今では声が枯れて出せなくなるということは、
ほとんどありませんが、
2班のメインボーカルだった伊藤 美優さんは、
本当に辛かったと思います。
ちゃんと発声とか教えてくれる人がいたらよかったんですが・・・・。
本人は本当に悔しかったと思いますが、
経験として受け止めて次のステージに進んでもらいたいですね。
1班はTOP9メンバーのカン・イェソさんをはじめ、
初回順位が日本第2位の坂本 舞白さんと、
韓国第2位のチェ・イェヨンさんを有する強力なチームです。
しかし、イェソさんと坂本さんのCELLに所属する中国メンバー、
ファン・シンチャオさんが、
練習についてこれなくなってしまう中、
イェソさんのCELLが脱落候補だということが判明してしまいます。
泣き崩れるイエソさんに対して、
責任を感じ涙を流すシンチャオさん。
そしてシンチャオさんを必死に訓練する、
坂本リーダーとメンバーたち。
健気に真剣に練習に取り組むシンチャオさんの姿を見て、
イエソさんと坂本さんが駆け寄り三人で手を取り合う姿は、
とても素敵でした。
そもそもTOP9で第2位のイエソさんが、
1位の江崎ひかるさんのように、
TOP9のメンバー内でCELLを作らなかったことが驚きでした。
ガルプラを最初から観ている視聴者からすれば、
舞白さんを選んだのは納得できると思うのですが、
シンチャオさんを選んだ時は正直「?」と思ったのでは無いでしょうか。
なぜなら、探索ミッションでの歌・ダンスともに、
今ひとつだったからです。
しかし、子役時代から活躍するイエソ さんには、
私のような凡人には到底わからない何かを、
シンチャオさんに感じたのかもしれません。
実際、イエソさんのCELLは今回の放送で
(私的には)最もドラマチックな展開を見せてくれました。
最終的に1班は苦労を乗り越え、
とても素晴らしいステージを演じ切ることが出来ました。
結果発表時の坂本リーダーの涙が全てを物語っていたと思います。
個人的には坂本リーダーとイェソさん、
そして声が魅力的なチェ・イェヨンさんがとても素敵でした。
やっぱしキム・ボラさん最高でした
OH MY GIRL「다섯 번째 계절 (The Fifth Season)」は、
キム・ボラ(Cheetty Bullet)リーダーの
우리의 계절(私たちの季節)1班と、
イ・ナヨン(FANATICS)リーダー率いる、
오마이갓(オーマイゴット)2班の対決でした。
この対決も見所が多く面白かったです。
前回のブログでベタ褒めしたボラさんは、
やっぱり素晴らしかったです。
一緒に観ていたOH MY GIRLファンの娘も
「あ〜すごい、あ〜最高」って思わず言ってましたw
練習風景の場面でも、
デビュー組ですから経験も豊富だということなのでしょうが、
明るい雰囲気作りや、
メンバーへのアドバイスや褒めるシーンを観て、
とてもメンバーからの信頼されていることがわかりました。
オーディション番組だと、
頼られすぎてしまうリーダーは、
重圧に押し潰されそうになる場面をよく見るのですが、
さすがボラさんは動じませんでした。
プロだと思います。
2班のナヨンリーダーも本当に頑張ったと思いますが、
先輩格であるボラさんに圧倒され、
余計にプレッシャーを感じてしまったのかもしれません。
しかし、2班は審査員も言っていましたが、
素晴らしい成長を遂げました。
接戦で勝利は逃しましたが、
とてもよかったと思います。
ボラさんに注目が集まる対決でしたが、
新たに良いパフォーマンスだと感じたメンバーもいました。
福岡の和太鼓チームのメンバーである、
ボーカル1の永井愛美さんは、
とても安定していて歌声もよかったと思います。
愛美さんが中盤でしっかり歌ってくれたので、
ボラさんが一人目立ちにならなくて済んだと思います。
今後にも期待したいですね。
ルイチーさんかっこ良すぎです
視聴者さんが最も注目していたと思われる「EBS」の対決ですが、
うちでも娘曰く「スールイチーしか勝たん」というくらい、
ルイチーさんのかっこよさにやられてしまいました。
女子が好きになってしまう女の子なのだそうです。
男の私からみてもかっこいいと思います。
そのEXO「전야 (前夜)」を演じた、
フー・ヤーニンさん率いるRED MOONは、
ダンスも歌も完璧でしたが、
審査員が求めているパフォーマンスではなかったようです。
これは納得のいかない視聴者がたくさん出てきそうですね。
このチームはパート選びの時点で変な空気が流れてしまいましたが、
その空気が改善するどころか深刻なものとなり、
パートを再構成するまでに発展してしまいます。
実は、チッケムで確認していた時に、
前週放映時のパートと変更されているでは?と思ったので、
何かがあったとは想像していました。
ヤーニンリーダーは人気もありますし、
年長者でリーダーシップもありますが、
物事も効率的にどんどん進めてしまう方のようですね。
積極的な方の意見を優先的に取り入れて、
声を出せない方の意見を丁寧に聞いてあげることが
出来ていなかったのかもしれません。
「言わなければわからない」
確かにそうかもしれませんが、
自由に意見を言えない雰囲気であったり、
消極的なメンバーの意見を一刀両断していては、
メンバーの心は一つになりません。
燻りを消さずに無理に蓋をして押さえつけてしまったから、
あえてマスターは意見を言えなかった、
ユ・ダヨンさんの気持ちを練習時に明らかにした上で、
チームの問題点を指摘したのだと思います。
あの時点で「言わなければわからない」
という言い訳を吐露せず、
ヤーニンリーダーは反省をすべきだったかもしれません。
実力者が多いこのチームは、
リーダー以外のメンバーも何が悪いのか釈然とせぬまま、
仕方無しにパートを変更し、本番に臨みました。
素晴らしいステージでしたが、
そこには真実の団結を見ることは出来ませんでした。
いや、団結はしていたのかもしれませんが、
事前評判の低かった残り2つのチームのチームワークから
醸し出されるパワーにはかなわなかったように思います。
私の応援しているメンバーがいるだけにとても残念でしたが、
今回の評価をしっかり受け止めて、
一段と成長してもらいたいと思います。
明るくて元気がやっぱり最高です
BTS「MIC Drop」を披露した、
ハン・ダナリーダー率いる카리스마스크(カリスマスク)は、
最初から諦めムードが漂っており、
私も流石にこのチームはダメかもしれないと思って観ていましたが、
ボーカル1のアン・ジョンミンさんが、
積極的にチームを引っ張っていくことで見事に生まれ変わりました。
ジョンミンさんは初回評価順位が30位なので、
16位のダナリーダーよりも下位でスタートしたのですが、
評価に臆せず行動を起こしてくれたことで、
素晴らしいパフォーマンスにつながりました。
本番は練習時とは別人のように全員がかっこよく、
会場で応援する他チームのメンバーもノリノリでした。
本当にかっこ良かったと思います。
そして、間違いなくダークホースであった、
SEVENTEEN「예쁘다 (Pretty U)」を演じた、
イ・ユンジリーダー率いるq-teenは、
観る人全員を元気にさせてくれました。
リーダー決めやパート決め、
練習風景に至るまで全員が前向きで、
ちょっとした障害も笑顔で乗り越える明るさと、
最高のパフォーマンスのために前進する若々しさが、
大きな団結を生んだのだと思います。
男性曲にしてはとても可愛らしいので、
q-teenメンバーにはピッタリだったのでは無いでしょうか。
番組では「この曲を解釈したから」とありましたが、
明るいメンバーにピッタリあった曲だったのだと思います。
あのルイチーさんでさえ、
かわいいフレーズのポーズを真似ていましたね。
みんなが自然に笑顔になるっていうのは、
パフォーマンスが素晴らしかったからだと思います。
本番時に笑顔いっぱいに明るかったメンバーが、
本番終了後に舞台袖で涙を流して抱き合っている姿から、
明るく振る舞う表舞台の裏には、
努力や緊張がたくさん詰まっていたのだと感じました。