Shark EVOPOWER買ってみた
掃除機の選び方は人それぞれ
掃除機は一家に一台ありますよね。最近はワイパー型の掃除用具も流行っていますので、併用されている家庭も多いと思われます。
昭和の時代、畳の部屋が多かった私の家には今となってはめっちゃデカい掃除機がありました。子供だった私は弟とその掃除機にまたがって、親の掃除の邪魔をした記憶があります。
世界で最初の掃除機が誕生したのが1868年(明治元年)、家庭用が販売され始めたのは1905年頃、日本で本格的に普及し始めたのは1960年以降で、まさに私なんかの世代は日本の掃除機と共に成長している世代ってわけです。
でも、よく考えてみると土足で生活する西洋で発明された掃除機が、日本の靴を脱いで生活する文化によく溶け込んだなと、今となれば疑問点もあるのですが、絨毯ではなく畳生活の日本人であっても、高度経済成長で家電ブームでしたから、みんな掃除効果への期待以上に盛り上がっていたブームに乗って購入しちゃったんじゃないかなって思っています。
掃除機は種類が多いんです
掃除機も色々種類がありまして、以前は全てのパーツが収納できる大きなタイプが主流でしたが、次第にコンパクト化して行き、車用や卓上用の様なハンディタイプも誕生しました。
溜まったゴミを捨てやすくする紙パックが付いたり、ゴミを叩き出すノズルが特殊なものに改良されたり、静音設計だったり、軽量化したり等、新製品が次々出て、テレビCMも頻繁に流れていた印象です。
今でも、掃除機のCMって多い様な気がするんですよね。ロボットだったり、吸引力が凄かったり、よくもまあこんな単純な家電が進化しまくったなあと思っていますが、普通に掃除に使うなら、正直何買っても一緒かなって思っていたんですね。
現在使用している掃除機も5年以上使っていますが、全然壊れませんし、全く使用上問題もありません。家族が多いのでロボットってのもどうかなあって思いますし、全部屋フローリングで、そもそも絨毯がないので、吸引力にもそれほど魅力を感じません。
しかし、本体とノズルが分離しているキャニスター型なので、場所をとるし、コンセントが必要だし・・・と言う昭和世代の私には贅沢すぎる理由で、コードレス掃除機を検討し始めたんです。
家電店員さんに詳しく聞いてみた
掃除機は大まかに四種類に分類されます。
キャニスター型
スティック型
ロボット型
ハンディタイプ
今回はスティック型を検討しましたが、主流はコードレスタイプです。
現在使用しているキャニスター型と比較した場合、最もポイントになるのが充電時間と連続吸引時間の様で、その違いを店員さんに説明していただきました。
どこのメーカーも正直大差ないんですが、充電パック(充電池)が最初から2本ついていて、同時充電できる様になっているとか、急速充電が可能とか、各メーカー工夫しているとは思うんですが、我が家に当てはめた場合、正直メリットに感じなかったんですよ。
店員さんには申し訳なかったんですが、そもそも掃除って毎日やるものだとは思うんですが、小学校の掃除みたいに毎日同じ時間に掃除をする「習慣」と言う意味で実施するのなら、その時間に耐えうる充電力、掃除をする範囲に耐えうる吸引力や使用時間が必要になります。
コロナ禍ということもあるのでしょうが、人の出入りが少なく、畳も絨毯もないオールフローリングの我が家の場合、習慣的な掃除よりも、気がついたときに短時間で簡単にできる掃除の方が魅力的なんです。
最もヒントになったのがこのCM
ゴミが目に付くのは、定期的に行う掃除の時間とは限らないので、気がついたときにサッと掃除がしたいんですよ。
そう考えると「クイックルでよくない?」っていう考え方が、とっても私の考え方に合っていると思いましたし、逆にものすごい音がする吸引力重視のタイプや、何十分も使用できる大容量バッテリーや定期的に掃除してくれるロボットなどは、それぞれの特徴は優れているとは思うのですが、今の私の掃除スタイルに合わないと思ったのです。
掃除機選びで重要視した点
掃除の仕方も以前とは変わってきました。水拭きしなければならなかった場所を薬剤の染み込んだ布で拭くようになったり、ホウキやハタキを使わなくなったりと、家の作りも昭和の時代から続く伝統的な日本家屋タイプを始め、かなり西洋的な作りになっているタイプも多いので、家によって掃除の仕方も変わってくると思うのです。
畳や絨毯がある部屋なら奥に隠れているゴミやホコリを吸い出すための強い吸引力と掻き出すためのノズルが必要になり、絨毯の部屋も強い吸引力と吸着しているゴミを掻き出すノズルが必要になりますが、我が家は全てフローリングなので、それらが必要ないんです。
ですから、そんなに強い吸引力じゃなくても良いし、特別なノズルも必要なくて、しかもワイパーを併用するので、フロアの清掃は主にワイパーでゴミを集めて集められたゴミをサッと吸い取るのがメインで、ワイパーが使えない狭い場所などを掃除機で直接吸い取ることができれば効率的です。
そんな私の希望にぴったりな掃除機に巡り合うことができました。
それは、ハンディタイプの掃除機でした。
Shark EVOPOWER W35
通常のハンディタイプは家庭用としては吸引力が低すぎたり、車の中で使用するためのものだったりして、形もお決まりのずんぐりした物しか知らなかったのですが、このShark製は家庭用としても問題のない機能と吸引力を備えています。
家電量販店の店員さんに聞いてみたところ、フロア用の長いノズルがセットになっている製品もあるようで(ウチはいらないけど)お家によっては、メインの掃除機として十分利用可能と思われます。
最も気になっていた掃除機本体の大きさですが、全長40センチ程度なので、本当に場所を取りませんし、見た目も従来の掃除機とは違っていて、とってもかっこいいので、家族のウケもよかったです。
今のところ既存のキャニスター式の掃除機も処分していませんので、併用して使う予定ですが、ワイパー+SharkもしくはSharkのみで問題なく掃除できるので、キャニスター式は、近々処分することになりそうです。
将来的にはロボット型掃除機と、今回購入したハンディタイプのShark EVOPOWERで十分かなって思っています。
|