Kep1er9人体制でのラストコンサート
コロナ過で夢中になってしまった坂本舞白さん
私は57年間の人生で、ここまで誰かにに夢中になったことはありませんでした。
音楽は聴くより歌う方が好きで、ライブを観るよりやる方が好き。そんな自己中心的な私が、この歳になってここまでKep1erにハマるとは思ってもいませんでした。
きっかけは、2020年にコロナ禍で見始めた、韓国のJYPエンターテイメントと日本のソニーミュージック主催のグローバルオーディション番組「虹プロジェクト」でした。この中で、参加者の一人であるJYP練習生の山口真子さん(現NiziUリーダー MAKO)が地域予選でJ.Y. Parkに語った「私が中学2年生の時に、JYP公開採用オーディション12期で日本人の方が2位を取りJYP練習生になったといいことを新聞で見ました」という言葉です。
私は、この言葉が妙に気になったのです。2016年のJYPエンターテイメントの第12期公開オーディションで外国人初の総合2位(女性部門1位)となり、デビューグループのメンバー候補にもなった、名も知れぬ逸材。その人はいったい今どこにいるのか?何をしているのか?そんな疑問が疑問を呼び、興味がどんどん高まっていきました。
その人の名前は「坂本舞白」。初めて聞くとても素敵な名前でした。
でも、舞白さんはデビューしていません。あのNiziU MAKOさんの背中を押してくれた人。日本人でもKPOPに挑戦できるというきっかけを作った人。多分KPOPアーティストを目指す多くの少女たちの希望であったはずの坂本舞白さんは、私の知る限り、どこにもいないのです。
過去のオーディションやステージ動画、出演されていた映画などを探して、坂本舞白という伝説を少しづつ知っていきました。
そして、2021年「Girls Planet 999(通称ガルプラ)」にその坂本舞白さんが挑戦することを知り、初回からガルプラに熱中したのです。
娘と一緒に見始めたガルプラには多くの参加者がおり、過去のオーディション番組で見たことがあるメンバーもいました。番組の演出が効いているからでもありますが、参加者のエネルギーが感じられる最高のオーディション番組だったと思います。
そのオーディションのミッションでも数々の伝説を作る坂本舞白さん。特に4回連続でリーダーを務め全勝するという快挙は。まさに伝説です。
高いコミュニケーション能力と相手を思いやる気持ち、徹底的な平和主義、そして決して諦めない心。この人こそ日本を代表するアーティストになるべきだと思いました。
娘は坂本舞白さんと同じ事務所(143エンターテイメント)子役出身のカン・イェソさんが最推しで、親子で二人を全力で応援しました。X(当時はTwitter)のアカウントも二人の応援のために作りました。
いつしか応援にも力が入るようになりました
私のような高齢なファンは、受け入れてもらえないと思ったのでひっそりと応援していくつもりでしたが、オーディション番組には視聴者投票があり、自から投票するだけでは勝てない可能性があるので、一般の選挙と同じように投票の呼びかけも行われます。
今でこそSNSを通じた選挙活動も一般的になってきましたが、オーディション番組の視聴者はSNSなどで推しの紹介を布教シートと呼ばれる選挙チラシやマニフェストなどに該当するものをファンが個人的に作成し、積極的に紹介します。
また、専用アプリでの投票の方法なども解説し、投票依頼を行っている人もいました。
結局、私もそのような活動に参加するようになってしまったのです。ガルプラの投票前にはSNSをバナーを坂本舞白さんへの投票呼びかけバージョンに変更したりもしました。
フォロワー数も少ないので、今考えると全く意味が無かったのかもしれないけど、何かしないと気が済まなかったんです。数センチでも数ミリでもいいから何か貢献できればと、そんな気持ちでした。
まさに選挙戦でした。沢山のプラネットガーディアンが投票の呼びかけをしていましたし、みんな熱かった。こういう自然な応援行動が通常の選挙などでも増えてくれば、日本の政治も変わるかもしれないとさえ思いました。そのくらいみんな一生懸命でした。
終盤になると、他国の方々の中には、投票依頼で投票してくれた人に何かをプレゼントするなどの、明らかに趣旨に反したコメントを見てしまったりして、少々感情的にもなりました。通常の選挙なら間違いなく選挙違反ですからね。勝つことは重要だけどズルは絶対に良くないと思う派なので、この当時はかなりイライラしていました。
あまり経験もないのに、動画まで作ってしまいました。必死だったのでしょうけど、今考えると、ただの自己満足ですね。
そしてガルプラ最終回に向けての呼びかけ。最終回ではリアルタイム投票でした。
2021年10月22日、ガルプラ最終話のミッションでは、今まで数々のミッションをリーダーとして勝ち抜いてきたマシロさんのパートが、わずか2秒という衝撃的な事件(私の中では事件でした)もありました。しかしその2秒のエピソードを含めて、しっかりインパクトを残したマシロさんは、8位となり見事デビューを勝ち取りました。娘の最推しイェソさんも6位でデビューとなりました。
2022年にKep1erとして1stミニアルバム「FIRST IMPACT」で正式デビュー。
発売前から注目度はどんどん高まり、私も坂本舞白さん個人ではなくKep1erのマシロさんを応援するようになり、チームとしての団結を重要視していたので、Kep1er全体を応援するようになりました。
Kep1erデビュー後からは、9人のヘッダーを作成することが多くなりました。
MVをスクショしたり、ロゴを自作したり、作成しながら自分自身が楽しんでいました。
マシロさんを通じて応援するようになったKep1erですが、ガルプラ放映時からメンバーの頑張りを見て来たからこそ、思い入れは強くて、Kep1erというグループ自体をどんどん好きになっていきました。ライバル同士でサバイバルを勝ち抜いてきたメンバー達。その彼女たちが今では仲間として団結している。こんなにドラマティックで、かっこいいグループはないと思いました。
デビュー曲であるWADADAのMVは、1億回超える大ヒットとなり、ダンスカバーでも世界的に話題になりました。私はFIRST IMPACTのSee The LightとMVSKも好きだったので、MVSKのMVは何度も観ました。
その後、Kep1erはQueendom2というサバイバル番組に出演。デビュー間もなく、オリジナル曲もほとんどない彼女たちは圧倒的に不利な戦いを強いられますが、OPENING SHOWで披露されたSee The Lightは圧巻でした。私は大好きな曲がこのような形でお披露目されたのでかなり興奮しましたね。この時点では、他の参加グループを圧倒していたと思います。そのくらいパワーに満ちあふれた作品。
Queendom2の感想は当時たくさん書きましたが、圧倒的に不利な環境に加えてアクシデントや韓国のファンの前で見せた本気の涙。デビューして間もないKep1erが全力で挑むQueendom2は、ファンは涙なしでは見れません。
しかし、この番組でさらにメンバー間の絆が深まったと思いますし、この期間(次のカムバの準備もしていた)に全員がプロのアーティストとして素晴らしい成長を遂げたのだと思います。
最終回には体調不良にもかかわらず、使命を全うするために舞台に上がるチェヒョンさんに涙が止まりませんでした。
Kep1erはQueendom2で優勝することはできませんでした。しかし、最終回の放送で披露されたThe Girls(Can’t Turn Me Down)は伝説の楽曲となり、ファンの心に焼き付きました。本当に素晴らしいステージでした。
6月20日には2ndミニアルバム「DOUBLAST」をリリース。タイトル曲の「Up!」でカムバックしました。前作とは違う雰囲気の、全体的に夏らしい可愛さと、ダンスブレイクが特徴的な作品です。
この時はメンバーそれぞれの名前の文字も特徴的でしたので、全員分をパワポで作成しました。このフォントはとっても気に入っていました。
9人それぞれの画像を作成し、最終的に一つにまとめたものです。
「Up!」は、夏らしい爽やかさが前面に出ていて、聴いているだけで楽しくなるんです。ついつい冗談でこんな画像もパワポで作っちゃいました。
メンバーのヒカルさんがデザインしたエイリアンがとてもかわいくて、パワポで作成してしましました。いくつかパターンもつくって、後程紹介する缶バッジやアイコンの画像にもしてみました。ヒカルさんのファンの方はエイリアンのグッズ持っている人いますよね。とてもナイスなセンスで大好きです。
そして、9月7日にはついに日本1stシングル「FLY-UP」で日本デビュー。
可愛いとカッコいいが調和していて。とっても元気が出る最高の日本デビュー曲です。
特にマシロさんの「 buzzin’」が印象的でした。この画像はその「 buzzin’」に至るまでの連続スクショをキューブ上に配置しています。
イェソさんも最高に可愛かった。
9月10日と11日には日本デビューショーケースが行われ、私も妻と娘の3人で参戦しました。
KPOPの女性アーティストのライブは初めてだったので、色々わからないことばかりでしたが、Kep1ian仲間に教えていただき、思う存分楽しむことが出来ました。
初めてシルクスクリーンに挑戦したり
缶バッジを作ってみたりしました。今観るとクオリティが低すぎて恥ずかしいです。でも自分で作ることが楽しかったんです。
パワーポイントは使い慣れていることもあり、色々なパターンを作成するようになりました。
ロゴの文字も全て作ったので自由に色や線を変えられるため、写真に合わせて色の調整などもしました。Kep1erのロゴはカムバのたびに楽しみでした。
KPOPアーティストは髪の色が良く変わることも特徴(今は日本でも変わらないと思いますが)で、Kep1erメンバーの髪色もとても気になりました。ファンの中には色にこだわりがある人もいるのですが、私は若いうちだからこそ色々挑戦してもらいたいなと思っていました。それにしても全員とても良く似合っていました。
10月の3rd アルバム「TROUBLESHOOTER」の頃にも、たくさんパワポを使っていました。
前作とは全く違った、カッコよくて、ヒーローものの雰囲気で、期待が膨らみました。
「TROUBLESHOOTER」というコンセプトが真夜中のガーディアンのようなイメージで、衣装もライティングもよく、Kep1erのイメージがガラッと変わりました。カッコいいイメージも似合ってしまうKep1er最高です。
都会の深夜の街を思い起こすようなスタイル!特撮ヒーローに変身する前の主人公たちって感じが、少年の心をくすぐりますね。
このあたりから、新曲ごとにプロフ画像やアイコンを変えることが習慣になりました。単なる自己満足ですけど、とっても楽しかった。いつもワクワクしながら新曲の発表を待ちました。
一眼レフカメラで写真を撮る時は、目のあたりにピントを合わせるんですよ。若い頃は父親の仕事の影響で沢山写真を撮っていました。マスターさんのようにKep1er撮ってみたかったです。
写真を合成して撮っている雰囲気だけ味わいました。本気でオタクにのめりこんだら、そのためだけに一眼レフ買ってしまうんだろうなと想像がつきます。マシロさん撮ってみたいですね。
Kep1erの動画は、YoutubeやAbemaTVなどで放映する韓国番組で見ることが多いです。もちろん韓国の番組もクオリティは高いのですが、日本のCMのレベルはやっぱりすごいです。この「HOT PEPPER Beauty」のWeb CMは本当に素晴らしく、元々韓国よりも日本でのプロモーションに力を入れてもらいたい気持ちが強かったので、このCMはとても嬉しかったですね。
詳しいこのCMに対するリアクションは、Kep1ianのとくちゃんさんの動画がわかりやすいです。
KPOPに限らず、音楽のグループの魅力の一つにコンセプトがあります。ただ、そのコンセプトが足枷になってしまうと逆効果になってしまう可能性もあります。
Kep1erはもっとガルクラ寄りにとか可愛い路線でとかKep1ianの意見は様々ですが、カムバのたびに新しいコンセプトに挑戦してくれるKep1erがだいすきでした。
この挑戦の姿勢こそKep1erだったと思うのです。
ヒーローものが子供のころから好きだったので「TROUBLESHOOTER」のコンセプトは本当に好きでした。このコンセプトがずっと続けばよいなと思っていました。タイトル曲の「We Fresh」はMVもダンスパフォーマンスも、レベルが高く力が入っていました。しかもこのアルバムには前述のQueendom2のラストで披露した「THE GIRLS (Can’t turn me down)」が収録されたのです。これも嬉しかったですね。
結局、我慢できずにヒーローものの漫画にしてしまいました。こんなにパワーポイントを作りこんだのは初めてです。今ならエフェクトも入れて動きを付け加えることも出来そうです。
ほぼ、パワーポイントでロゴを作るのは使命みたいに思い込んでいて。
毎回時間を見つけては作っていました。
パワーポイントで動画っぽいものを作り始めました。変なところに拘る癖があり、メンバーの足元の青いKの文字をパワポで付け足して描いています。何のこだわりなのかもはや謎です。
エンディング妖精も全部見れたら楽しいだろうなと思い、自己満足のために作りました。KPOPのエンディング妖精という考え方は本当に素晴らしいと思います。日本どころか世界的に広めたほうが良い。みんなが幸せな気持ちになりますから。
Kep1erのおかげで、パワーポイントで遊ぶことを覚えました。自分でコンテンツを生み出すことは難しいけれど、Kep1erという題材を残したくて一生懸命に没頭するのが楽しかった。マシロさんの応援から始まったKep1erの応援は、とっくにKep1er全員の応援になっていて、全員が大好きになっていました。
若いKep1ianのようにフットワークが軽くないし、Kep1erに費やす時間も限られています。だからひっそりと遠くから応援するしかないんですけど、なんかしら作っていないとダメな性分で、何の意味もなく作り続けていました。
パワポの何倍も大変だったけど楽しかったピクセルアート。全員分は作れなかったな。これは根気との勝負でした。
私は、カミさんと娘と三人でKep1erが応援できたのがとてもうれしかったです。KPOPについては、カミさんと娘のほうが大先輩なので、色々教わりました。生まれて初めて推し活が出来たのも家族の理解があったからです。最高の家族です。
2023年を迎え、3月には日本での2ndシングル「FLY-BY」。4月には4thミニアルバム「LOVESTRUCK!」。そして9月には5thミニアルバム「Magic Hour」と続いていきます。
日本でのアルバムにはFLY-がつくのが特徴です。1stの「FLY-UP」が飛び立つのであれば、このアルバムはさらに高く飛ぶという事でしょうか。タイトル曲の「I do! Do you?」はとっても可愛らしい曲で、テンポが心地よいのでライブでの掛け声もとってもマッチする曲です。私は収録曲の「tOgether fOrever」が大好きで、ライブでは音域が合わないのに一緒に歌ってしまいます。メロディも良いのですが歌詞が秀逸です。ヒカルさんのラップ部分が特に大好きです。
ガルプラ以後も色々なオーディション番組は見ています。個人的にはガルプラを超えるくらいのものはまだ無いですね。あそこまで夢中になれたオーディション番組には、もう巡り合えないのかもしれません。
日本の活動が終わるとすぐに「LOVESTRUCK!」でカムバとなりました。これまた今までと違う雰囲気のアルバムです。
比較的単純なデザインのロゴでしたから、結構早めに作成したと思います。画像や映像の解像度についてあまり理解していなかったので、キレイなパワポが作れていませんでした。
ロゴがすぐに作成できたので、イラストなどにも挑戦しました。
しかし、イラストはとても大変でした。ピクセルアートの次に大変でした。もうやりません。
イラストを描くのであればマウスで作るよりもペンなどのほうが良いのかもしれませんね。
でも、可愛く仕上がったので自分では満足しています。
若い頃モノクロで写真をたくさん取っていたので、モノクロ写真は好きなんです。この動画はカラーとモノクロがセンス良く構成されていて、とっても素敵な動画でした。
タイトル曲の「Giddy」は、可愛らしさと妖艶さと不思議がミックスされたオシャレな作品です。MVのちょっぴり狂気なところもとてもお気に入りです。ただの可愛いだけじゃない所がKep1erらしくて良いのです。
パワポにも力が入ります。いや、こんなの作らなくても良いんですけど、ついつい楽しくて作ってしまうのです。「LOVESTRUCK!」は「Giddy」以外にも人気のある曲があります。今ではライブに欠かせない「Back to the City」や、完全にカッコいいに振り切った、こちらもライブで欠かせない「LVLY」です。全ての作品がそれぞれ良いのですが、特に、この二つはライブで是非見てもらいたい作品です。
パワポのこのシリーズをまとめてみました。9人全員が絵になっていて、良いですよね。
実はこの目だけをアップした画像でTシャツを作ろうと考えて、シルクスクリーンで版を作るところまでは挑戦しました。私の技術では思ったように表現できなかったので没になってしまいました。作りたかったです。
6月の単独ツアー「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023」に会わせて、娘と一緒にペンラもデコってみました。下のほうには綿を敷いて、ドライフラワーでアレンジしてみました。かなり気に入っています。
パワポ以外でよく使用したのはAdobe Expressです。他にも似たようなサービスはあるのですが、使いやすかったので、今でも使用しています。
「Magic Hour」の時は、「Magic Hour challenge」と言う企画があって、沢山作りましたね。ちゃんと応援につながったかどうかは心配ですが、写真を撮ったり、AIを使ったり、色々試行錯誤しました。
AIは色々試していた頃なので、アップしていないだけで相当な枚数を生成したと思います。すごい時代になりました。ただ、ロゴはAIで作成できないので、今まで通りパワーポイントで一線ずつ書いて作成しました。
実際は川の写真なのですが、AIに読み込ませたら港みたいになっちゃいました。ただ、それはそれでよい感じになりました。
でも、やっぱり風景だけだとテンションが上がらないのです。Kep1erメンバーも入れて作ってみました。
そして、結局パワーポイントに戻るという。パワーポイントはやっぱり使いやすいですね。「Magic Hour」の時はたくさんパワポやAIを使っていました。
AIとパワーポイントの組み合わせも試してみました。こういう透明感のあるKep1erも良いですよね。
アーティストとしても、女性としても、どんどん美しく成長するKep1er。写真の全てが素敵すぎました。
ピンクとブルーがとっても奇麗でお気に入りの一つです。ケプラーの透明感とバックの配色がとてもいいですよね。
パワポも結構応用ができるようになり、ロゴ以外の画像やフレームつくりなど、あまり仕事には使えないかもしれないスキルがたくさん身に付きました。
ナムジャドルのバチバチな楽曲もこなす、ガルクラがとっても似合うKep1erなのですが、それとは正反対の可愛いコンセプトも良いのです。こんなに振り幅のあるグループは見たことがないのです。全員がオールラウンダーな凄いアーティストなのです。
この5thミニアルバム「Magic Hour」にはタイトル曲のほかにこれまたライブでとても見ごたえのある「Love on Lock」が収録されています。大人な雰囲気でとてもカッコいいそしてどこか懐かしさも漂うオシャレな雰囲気の楽曲です。ダンスパフォーマンスから始まるライブバージョンは必見です。
さらにこの「Magic Hour」には初のユニット曲である「Tropical Light」と「TAPE」も収録されています。それぞれのMVもよいですし、ライブでのパフォーマンスもとても良かったです。
「Magic Hour」のMVは貴重な金髪のマシロさんが見れます。多くのファンがマシロさんは絶対黒髪が良いと言っておきながら、この金髪バージョンを見て「金髪もいい」ってなっていたのが面白かったです。結局、推しは何やっても似合っちゃうのかもしれません。
マシロさんは日本人としてKPOPへの挑戦の道を切り開いた人の一人として、認識していただけなのですが、シャオティンさんとチェヒョンさんとともに出演されていた「ケバケ食堂」という番組内で実は5回もオーディションに挑戦していたことを自ら語っています。ただラッキーだったとか、元々スキルが高くて、難なく勝ち取ったものではなかったことがわかりました。挑戦し続けた結果だったのですね。彼女の今の姿は継続の力と諦めない姿勢の結果だったのです。
10月には「Kep1er JAPAN FAN MEETING “Fairy Fantasia”」が東京ガーデンシアターで開催。
私はこの頃は仕事とプライベートな事で色々悩んでいました。パワポもあまりいじれていません。
日本3rdシングル「FLY-HIGH」はFLYシリーズの最終章。Kep1erがさらにもっと高く飛び立つイメージなのだと思います。まさに日本のKep1ianは団結力もあるし、ライブでの掛け声も半端ないです。最初のFLY-UPでは、新型コロナの影響もあり、声が出せませんでしたが、今の会場はものすごい掛け声と声援です。Kep1erのメンバーもイヤモニをしていても声援が聞こえるくらいというので、本当に凄いのだと思います。落ち込んでいた気持ちもKep1erのファンミで盛り上がりました。
「FLY-HIGH」のタイトル曲「Grand Prix」はKep1erの楽曲の日本語バージョンを作成しYoutubeで歌われている奈良ひよりさんが、作詞に参加されました。ガルプラの頃からチャンネル登録して聴いていたのでとてもうれしかったです。奈良ひよりさんが綴るKPOPの日本語歌詞は、どれも秀逸なので、できればKep1erの歌詞を担当してもらいたいと密かに思っていたからです。奈良さんは、他にも「Sugar」や「Giddy Japanese Ver」。そして、ファーストフルアルバム「Kep1going」の「Highlight」「Cruise」の作詞も担当されました。
どうしてもチェッカーフラッグが作りたかったのです。パワポで作るのは本当に大変でした。こんなことやってて、今思えば何の応援にもなっていませんでしたが、結構必死に作っていましたね。
プロフィール画像とアイコンはカムバのたびに変更していましたが、自分では宣伝のつもりだったんです。多くの人に見てもらえるアカウントではないですが、それでも、ちょっぴりでも宣伝になればと思っていました。
マシロさんを始めKep1erのメンバーはカバー曲の動画もあります。どうしても、ダンスパフォーマンスに目が行ってしまいがちですが、Kep1erは歌声も素敵なのです。本当にアジアを代表するアーティストだと思っています。
家庭や仕事で様々なことがあり、特に仕事はとても厳しい状況になりました。とてもじゃないですがパワポいじれる感じではありませんでした。それ以上に、期間限定アーティストのKep1erの最終日が刻々と迫ってきていたので、延長を祈らずにはいられませんでした。
また、この時期には日本のテレビ番組への出演などもあり、特にそれスノ(それSnow manにやらせてくださいSP)はかなり話題になりました。勿論私も見ましたが、ラウールさんとマシロさんの競演は映画「SHAKE HANDS」を見たことがある人なら、かなりエモかったと思います。
最近は背景削除できるツールが増えていて、パワポの機能よりも優れているのです。背景削除は別なサービスを使うことが多くなりました。
日本1stフルアルバム「Kep1going」は、歴代日本版シングルのタイトル曲と新たなユニットソング。そして、韓国版代表曲の日本語バージョン。何よりもマシロさんが作詞に参加したタイトル曲「Straight Line」が最高にかっこいい。歌詞の内容もグッと胸に刺さります。さらに収録曲の最後が「tOgether fOrever」このアルバムを聴くだけで涙腺緩みます。Kep1erの全てが詰まっている本当に素晴らしいアルバムです。この時は最初で最後の日本1stアルバムだと思っていましたが、前述の「それスノ」でKep1erを知ってくれた多くの方々が聴いてくれて、沢山のKep1ianも誕生したと聞きました。
世間ではkep1erの期間満了に伴う解散の話がささやかれ、XやYoutubeでも様々な憶測が飛び交いました。人それぞれ色々な反応がありましたが、私はどうしても解散というイメージがわかなかったのです。ですから、延長の可能性を最後まで持ちづづけることを決めていました。
そして、ついにKep1erの延長が確実なものとなった時は、心の中で「それ見たことか!」と自分の予想を誇らしく思っていました。しかし、現実はそうではなかったのです。
なんと、私の推しであるマシロさんと娘の推しであるイェソさんの二人がKep1erを卒業するという残酷な結末が待っていたのです。Kep1er存続の希望は叶えられましたが、まさか推しが脱退することになるとは。今まで味わったことがないほど複雑な気持ちになりました。
9人オリジナルメンバー最後のコンサートで感動の涙
そしてついにKep1erの活動期間延長と、マシロさんとイェソさんの活動終了が正式に発表されました。誰もがその実力を認めるKep1erは、Kep1ianをはじめとするファンとの別れを選択せずに、メンバーとの別れを選択しました。詳しい考察は避けますが、この、入れ替わりの激しいKPOP業界で、全員が生き残るためには最も最善の方法だったのだと思います。
9人体制最後のアルバム、9人体制最後のカムバック、そして9人体制最後のコンサート「Kep1er JAPAN CONCERT 2024」がオリジナルメンバーでの最後のコンサートになりました。
今回も我が家は、カミさんと娘と私の三人で初日の7/13に参加しました。場所はよく知っている所でしたが、思ったよりも到着が遅れてしまい、毎回購入しているグッズが買えませんでした。父娘で本当に残念な思いをしました。でも、コンサートには遅れることなく余裕をもって会場に入ることが出来ました。今回のセトリは以下の通りです。
- LVLY
- STRAIGHT LINE
- PROBLEM
- GRAND PRIX
- MVSK
- GIDDY
- WING WING
- DAISY
- CELEBRATE
- HIGHLIGHT
- CRUISE
- DON’T LOSE YOUR SMILE
- DEAR DIARY
- I do! Do you?
- Shine
- O.O.O (Over&Over&Over)
- Utopia
- SHOOTING STAR
- WE FRESH
- WA DA DA
- BACK TO THE CITY
- tOgether fOrever
- Another Dream
最初から涙でした。そして、最後まで涙でした。Kep1ianの掛け声は半端ないし、周りにいた若い人たちなんて、全ての掛け声が完璧でした。相当練習してきたのだと思います。
披露された全ての曲一つ一つに思い出があり、その歌とパフォーマンスを見ながら、Kep1erが努力を惜しまずに積み上げてきた結晶ともいえる全ての作品には、オリジナルメンバー9人全員の魂が込められているように感じました。過密なスケジュールをこなしながら、応援してくれるファンのために歌もパフォーマンスも、これでもかと言わんばかりの完成度で、感動で体が震えるほどでした。きっと、今後の方向性が決まり、何度も話し合いを重ねたKep1erの9人は、悲しい別れを乗り越え、新たな決意でこのラストコンサートに臨んだのだと思います。その飾らないメンバーの涙と、団結して応援し続けたKep1ianの頑張りなどが胸に込み上げ、自然に涙が出てしまいました。
O.O.O (Over&Over&Over)は、日本でのデビューショーケースで見たときにガルプラ参加者全員の思いが見えたように感じで感動しましたが、今回は、ガルプラ期の完全なる卒業。そして新たな旅立ちを感じました。Utopiaはイントロが流れた瞬間、娘が泣き出し会場も大きな感動に包まれました。
ようやく完全にガルプラを卒業できると思いました。
最終日は自宅にて、カミさんと娘と私の3人で視聴参戦しました。
最後まで感動的なオリジナルメンバー9人での最終コンサートでした。
最後なので何か作ろうと思っていたのですが、カミさんと娘のリクエストで、ゆるゆるTシャツをシルクスクリーンで印刷しました。我が家的には好評です。
これからの推し活
Kep1erのオリジナルメーバーでの活躍を最初から最後まで見届けることが出来ました。
今後は、マシロさんとイェソさんが新たに所属した新人ガールズグループ「MADEIN」と、今まで通りKep1erの応援をしていこうと思います。