ノンアルコールビールで酔う

ノンアルコールビールには種類があります

ノンアルコールビールには種類があって、アルコール0.00%のものとアルコール1%未満のものが存在しているみたいですが、1%未満のものは私が子供の頃から存在していましたし、厳密に言うとノンアルコールではないですよね。

最近は1%未満のノンアルコール表示のものは見かけなくなりました。

以前もノンアルコールビールについて記事を書いたことがありましたが、正直実際にビールを飲む人にとっては全く違う飲み物ですし、そもそもアルコールが入っていなければ酔うことが出来ませんから日本での需要はそれほど高くないと思っていました。

ところが新製品が発売される度にノンアルコールビールのクオリティは上がり、ほぼビールと違わないくらい美味しいものに仕上がっているので、需要もあがり、10年前と比べると4倍以上に伸びてるらしいです。

しかも伸びているのは日本だけではなく、海外企業も世の中の健康意識への高まりの影響からかノンアルコールビール市場に本腰を入れるらしいです。

世界中でビールが飲まれなくなり、その代わりにノンアルコールビールが飲まれるようになるとは思ってもいませんでした。

私はグルテンフリーなのでアサヒのドライゼロをよく飲みますが、缶のプルトップを開けた瞬間から正にビールそのものです。

しかし、私はこのドライゼロで酔ってしまうんです。

顔も火照ってしまい気分も高揚して正にほろ酔い気分になってしまうんですよ。

きっとアルコール0.00%と書いてあっても、ほんの少しアルコール成分が含まれているのではないかと疑っておりましたし、家族からも「酔っ払ってるみたい」と言われる始末。

たしかに、アルコールの分解酵素が極端に少ない私は医者からも「お酒が飲めない身体ですよ」とお墨付きをもらっているくらいアルコールに弱い体質なので、微量なアルコールでも反応してしまうのかもしれないと思っていました。

しかし、実際は前述の通り現在販売されている日本のノンアルコールビールのメジャーどころは、ほぼアルコールが0.00%で全く含まれていないんです。

わたしが愛飲しているドライゼロもアルコールは全く含まれていません。

では何故酔ってしまうのか・・・・・。

そんなとき年末の飲み会で久々に再開した仲間と楽しく飲んでいた際、酔っ払った仲間の一人がこんなことを言ったのです。

「普段は家ではノンアルコールビールしか飲まないんだよ」

「あれで十分だしちょっと酔えるんだよね」

え?
マジすか!
私だけじゃないんだ!

興味があって色々尋ねると私と同じようにほろ酔い気分に成るらしく、ますますノンアルコールビールに興味が出てしまいました。

プラシーボ効果って凄いね

二人も同じような症状が確認できれば、間違いなくもっと多くの人が同じようにノンアルコールビールでほろ酔い気分になってるんじゃないか?とググってみたら、出てくる出てくるほろよい軍団w

いろんな方のブログ記事を読んでみて、ついに原因がはっきりしました。

原因はプラシーボ効果です。

なーんだと思う人も多いかもしれませんが、このプラシーボ効果って馬鹿にできないんです。

アルコールが含まれていないノンアルコールビールでも酔ってしまうのは、私の脳が本物のビールだと勘違いして酔いの症状を顕現させているんです。

凄いのは、プラシーボ効果でアルコールだと勘違いしていることを私自身が理解したとしても、酔いの症状が出てしまうこと。

つまり意識の下の層(無意識層)でアルコールだと勘違いしてしまっているんですね。→きっとw

これって怖くないですか?意識で理解していても無意識の勘違いを訂正できないとなると、ノンアルコールビールの話だけじゃなくて、病気やスポーツや、私だったら良い声の出し方も意識層の表面的なアプローチだけではなんとかできるものじゃないかもしれないです。

だとするとなんか地道な努力が報われないようなマイナスなイメージが湧いてきちゃいますけれど、考え方を変えると無意識への効果的なアプローチで問題点が改善できれば、不可能だと思いこんでいたことが実は実現可能だったりするかもしれません!

そう考えるとワクワクしますね。

このブログを書いている最中にも飲み会に参加してきましたが、お茶とノンアルコールビールだけ飲んでいました。

案の定ほろ酔いになりましたw

無意識層が騙されているおかげで、アルコールを摂取せずに楽しい飲み会になりましたとさw