喫煙無法地帯 北千住駅前

2018年10月10日

tabakoNG

喫煙天国だったのは昔の話

私も昔、かなりの喫煙者でした。
下手の横好きでやっていた歌を諦めた時に付き合っていた女性が、
セブンスターを吸っていたんですよ。

最初のうちはやめるように言っていたんだけど、
結局自分も吸うようになって、
気がついたら最高で1日3箱くらい吸うようになっていました。

その子と別れた後も吸いまくり、
美容師をやっていた頃もやめなかったですね。

今じゃ美容師の喫煙とか考えられないですけどね、
昔は結構吸ってる人多かったですよ。

美容院に男性客も増えてきた時代だったので、
お店には灰皿が常備されていましたし、
バックルームでは店長をはじめ、
ほとんどの従業員が喫煙していましたね。

エビデンスはないですけど、
昔の美容師の女性って喫煙率高いような気がします。

全員じゃないにしても、
結構な割合で喫煙者じゃなかったかなあ。

そのくらい昔はタバコが流行っていたんです。
だから、みんな吸ってた。

そして平気な顔して路上喫煙して、
何処でも彼処でもポイ捨てしてました。

悪いという意識すら全く無かったんだと思います。

バスや電車の中にも灰皿があったし、
駅のホームで吸っては線路に火のついたままのタバコを投げ捨ててました。

灰皿が設置されているにもかかわらずですw

なんと民度の低い日本人!
今では考えられません!
そのくらい時代が変わったってことです。

今では喫煙者が激減し、
8割以上の成人が非喫煙者となりました。

駅やバス停も禁煙となって、
昔じゃ考えられないほど、
喫煙できるスペースが限定されています。

喫煙禁止区域での喫煙撲滅!

今まで喫煙者に気を使って我慢していた非喫煙者も、
ここにきて声をあげるようになってきました。

なぜならタバコは確実に喫煙者本人は元より、
周りの非喫煙者も巻き込んで確実に健康を害するという事実が
明らかになったからです。

これは、
タバコの煙が嫌だとか、
タバコが臭いだとか、
吸い殻のポイ捨てがどうだとか、
そういうことじゃないんですよ。

ということなんですよ。

命の話なわけです。

ですから私も、
共感もされないクソツイートを垂れ流すだけじゃなくて、
ちゃんと下記の通り、区に連絡してみました。

北千住駅前の喫煙スペースは禁煙特定区域内にあります。都心では類を見ない1つの駅で3か所も喫煙スペースがあることをとても残念に思っています。

北千住駅は、周辺に小学校、中学校、高等学校、大学があり、多くの学生をはじめ小さな子供からお年寄りまで様々な方々が利用しています。

しかし、駅を利用する際、3か所もある喫煙所のせいで子供も病人もお構いなしに受動喫煙の被害にあってしまいます。

特にペデストリアンデッキ西側エレベーター横は、エリアを無視して喫煙するものが多く、ほぼ無法状態で罰則の路面シールもほとんど意味がありません。

ベビーカーに乗った乳幼児や病人が利用するエレベーター脇に喫煙所を設置する無神経、無知さにあきれてしまいます。

だって現状はこうですよ!


改札を出て西口に出たところに禁煙マークがあり、
その脇に指定喫煙場所の↑が・・・・。


数歩進むと同じマークがもう一つ。罰則1,000円も安すぎるなあ。


右には禁煙特定区域の看板!

その場所から左前方に向くと、
指定喫煙場所が見えます。


この左前方の四角い仕切りがある部分の内側が指定喫煙場所です。

そして、その場所から左に目を移します。


なんとまあ、
堂々と吸っている輩がおります。

さらに進むと喫煙場所付近がよく見えます。


全然ルール守ってないじゃん・・・・。

この人たちの後ろ側・・・・つまり私が立っている付近は、
多くの人がエレベータやエスカレータを使って、
このペデストリアンデッキに上がってくる場所です。

乳母車を引くお母さんも、
ランドセルを背負う子供達も、
誰もがこの無法地帯のような喫煙場所の脇を通って、
駅の改札に向かうんです。

しかも、そのエスカレータやエレベータの下には、
もう一つ喫煙場所があるんです。

この付近は、地上だろうが高架広場の上だろうが、
否が応でも受動喫煙被害にあってしまう構造になっているんです。

最悪ですよ!
北千住駅前!!

ところで区に送ったメールですが、
私のようなグルテンフリーなヘビメタ区民の意見など、
歯牙にも掛けないと思ったんですが、
ちゃんと返事をいただきましたよ!

抜粋ですが、
ほぼ全文掲載します

日頃から、区政にご理解ご協力いただきありがとうございます。
まちの美化推進を担当している地域調整課から北千住駅の喫煙場所についてお答えいたします。

区では、「足立区歩行喫煙防止及びまちをきれいにする条例」に基づき、タバコの吸い殻の散乱及び喫煙による火傷などの被害を防止するため、平成18年度に北千住駅周辺の一部について、喫煙自体を禁止する「禁煙特定区域」を指定しました。

喫煙場所につきましては、「禁煙特定区域」を指定した際に、「禁煙!」とするだけでは、逆にルールを守らず、あちらこちらで隠れて喫煙したり、吸殻のポイ捨てが増えるのではないかという懸念と、喫煙者のマナーを促すということ、また、地域の方々の要望もあり、西口、東口に1か所ずつ設置しました。

西口は、当初、1階に設置しましたが、利用者が多いということで、平成21年度に2階に増設し、喫煙者を分散させるようにしました。

設置にあたっては、駅からなるべく近く、それでいて人通りの少ないオープンな場所を探しましたが、他に適した場所が無かったため、現在の場所に設置した経緯があります。

「禁煙特定区域」の指定から11年以上経過し、指定前と比較し、路上喫煙者数は9割以上減少しています。

しかし、本年6月に、「東京都受動喫煙防止条例」が可決されたことから、指定喫煙場所の移設や形態の変更など見直しが必要であると考えています。

その理由としては、条例が全面施行されると、従業員のいる飲食店では喫煙ができなくなり、路上での喫煙者が増加してしまうことが予想されるためです。

区としては、全面施行される2020年4月までに、屋外での受動喫煙防止対策及び路上喫煙、吸殻のポイ捨て対策のために、指定喫煙場所を撤去するのではなく、移設や改良を進めていきます。

何卒、ご理解、ご協力をいただけますようよろしくお願いします。

なお、「区民の声」の回答につきましては、すべて足立区長の承認のうえでお送りしていることを申し添えます。

もちろん違うなと思うところはありますし、
わかってないなあと感じるところもあります。

しかし、間違いなく今後対策を講じることは決定しているようなので、
さらに良い対策になるように協力したいと思います。

そうなると重要なのは法案を作る人達なわけですね。

私は、家族や友人の命を守りたいから、
受動喫煙による健康被害を軽減するために、
公共の場での喫煙を無くしてくれる人を応援します。

少なくとも命を軽視しない政治家であれば、
受動喫煙対策に積極的に取り組み、
住民を守ってくれると思います。

せめて子供達が受動喫煙の被害に合わないように、
駅前から灰皿を人通りのない場所や、
建物の屋上などに移設してももらいたいです。