LSDT今年2回目と3回目のライブ
8月19日(土)と9月9日(土)にLSDTのライブがありました。ライブとライブの間に新型コロナに感染に感染してしまい、ブログを書けなかったため、まとめて報告いたします。
武蔵小金井のRosy Noteさんで初ライブ
まず、2023年8月19日(土)、LSDTは武蔵小金井のRosy Noteにて、熱音鋼鉄倶楽部というイベントライブに出演しました。このイベントには、ラウドネスのコピーバンドが私達LSDTを含めて3バンド参加し、他にRUSHとOzzyのバンドを合わせて計5バンドが熱いパフォーマンスを披露しました。
RosyNoteさんには初めてお邪魔しましたが、若い頃に中央線で寝過ごしてしまい、武蔵小金井で駅員さんに起こされ、2万円かけて帰宅した以来の懐かしいエリアでした。
ライブ当日はとても暑い日でしたが、早めに到着してしまったので街をぶらぶらしたのですが、暑さで溶けそうになったので、ショッピングビルに入って、コーヒー飲みながら涼みました。その後ギターのターキーと合流し、RosyNoteさんに到着して控室に案内してもらいました。
想像以上に広くて快適なライブハウスです。時間とともに対バンの皆さんも集まってきて、1バンド目のMETALMADさんのボーカルさんが、新型コロナで急遽出れなくなり、代わりに仲の良いボーカリスト、メタルデュランさんが代打ボーカルとして出演することになったとのこと。彼とは8月初旬のボーカリスト飲み会以来でしたから、久々と言うほどでもなかったですけど、再会を喜び合いました。
ボーカル仲間からのお願い
そんな彼から本番前にお願いがあったのです「フリオさん!ゴメン!!ウィッグ貸して!!!」彼は、ラウドネスのボーカリスト二井原さんになり切って歌う本格的なボーカリストなので、声やステージパフォーマンス、衣装など、全てが二井原さんその人になるように努力しています。しかし、ウィッグを忘れてしまったんです。実際、私もメタルデュランさんも短髪なので、ステージではメタルボーカリストの雰囲気が出ないんですよ(多分)なので、彼の焦りはよく理解できました。歌の事ではなくウィッグの事なんですけどね(笑)、私は「全然大丈夫!使って、使って」と言って、ウィッグを貸しました。彼のステージは非常にカッコよく、代打とは思えないほどのクオリティでした。私には彼のようなステージパフォーマンスはできないので、毎回勉強になります。同じことはできなくても、彼の素晴らしい歌声に近づけるように努力しようと思いました。
ステージが終わり、汗だくのメタルデュランさんからウィッグを返してもらいました。熱いステージの熱気と彼の汗でしっとりしていました(笑)彼はとても気にして、必死に乾かそうとしてくれましたが、私はそれほど気になりませんでした。どうせ私もステージで汗だくになるので一緒です。それよりも声がちゃんと出るかどうかが心配で、ウィッグを被り自分のライブに集中しました。
そんな、Rosy Noteさんでのセトリはこちら
- HELLRIDER
- The Stronger
- The Power Of Truth
- ANGEL DUST
- DEVIL SOLDIER
- I’m On Fire
- THE Sun Will Rise Again
- THE KING OF PAIN
- HELL FIRE
楽しかったけど声がちゃんと出てませんでした
少し緊張しすぎてしまいました。
そのせいかもしれませんが、力んでしまったようで、ハイトーンがうまく出せませんでした。自分で意図した音に実際には届いていなかったような感じでしょうか? 私の声はどうしても合唱のようなハイトーンになってしまうので、ヘッドボイスの響きが真上からやや後ろくらいに響くんです。ヘビメタのジャンルでは、かなりクリーンな響きだと思うので、ヘビーな響きにしたくて前方に歌声を響かせる練習をしていましたが、その自覚が余計な力みを生んでしまったようで、ハイトーンが思うように出せませんでした。
ステージ中はそれに気付かず、必死に声を出そうとして余分に息を使ってしまい、ますます声が響かなくなり、一時的に酸欠状態に陥ってしまいました。発声の誤りが様々な問題を引き起こすことを改めて痛感しました。
ただし、ライブ自体は非常に楽しめましたし、音響も素晴らしかったので、次回に向けてもっと頑張りたいと思いました。ちなみに、10月15日(日)にはLAZINESSの初ライブがあり、再びRosy Noteさんで歌わせていただく予定ですので、そこで頑張りたいと思います!!
また、全てのバンドを観覧しましたが、皆さん素晴らしく、自分の魅せかたを理解しているボーカリストさんは本当に凄いと思いました。対バンのボーカリストさんたちとも話をすることができたので、とても勉強になり嬉しいひとときでした。
国分寺のPEINEKILLERさんで初ライブ
9月9日(土)は、国分寺のPEINEKILLERさんのスペシャルライブVol.8に参加しました。このイベントでは3つのバンドが出演し、私たちはその2番手でした。
最初に登場したのは、ザ・ナポリタンズさんで、ノリの良い王道曲を演奏し、会場を盛り上げました。私も彼らの曲のほとんどを知っており、女性ボーカルさんのビブラートが非常に心地よく、カッコよかったです。
その後、私達LSDTの登場なのですが、私たちの選曲はちょっとマイナーで、コアなファンの方にしか馴染みがないような曲ばかりチョイスしていましたから、せっかくの盛り上がった雰囲気をぶち壊すのではないか・・・。そんな不安をちょっとだけ感じたか、感じてないか忘れましたが(笑)緊張をウィッグとサングラスで隠しながらステージに臨みました。
ライブとライブの間にコロナ感染してました
実は、前回の8月19日のライブ後、帰宅したらカミさんが発熱してたんです。私はご飯を作るなどして、様々協力してたんですが、翌日には新型コロナ陽性が判明しました。すぐにカミさんを隔離しましたが、2日後に私も陽性となり、その後、家族全員が2日おきに陽性となり、家庭内での感染が広がってしまいました。最後に感染したのは息子で、感染前から家族全員を支えてくれましたが、疲れがたまったせいか、息子が最も重症で、新型コロナ後に溶連菌にも感染してしまい、かなりダメージを受けてしまいました。
世間では色々言われていますが、私の場合はワクチンを3回接種しており、新型コロナ治療薬ゾコーバも効果があったようで、5日で回復しました。その間も在宅で仕事は続けていましたが、初日から2日目まではかなりつらかったです。
新型コロナは「ただの風邪」と考える人もいますが、人によっては重症化することもあるので、予防は大切だと思います。今回の新型コロナは喉の炎症がひどくなるので、ボーカリストさんは特に注意が必要かもしれません。一部でマスクを外すべきだという意見もありますが、私は乾燥が嫌いなので、新型コロナ以前からよくマスクを着用しています。冷房が効いている場所や冬場は喉が乾燥しやすいため、新型コロナの感染予防の観点からはあまり意味がないかもしれませんが、喉の乾燥は風邪を引きやすくする傾向があるため、新型コロナに限らず、喉のケアは大切だと考えています。
新型コロナ感染で喉が非常に痛くなり、5日過ぎても痛みが消えませんでした。私は溶連菌には感染しませんでしたが、喉の痛みがなくなるまでかなり時間がかかりました。そのため歌を歌うことも怖かったので、9月2日のLAZINESSのスタジオ練習まで声をあまり出さないようにしていました。しかし、練習である程度ハイトーンが出ることがわかったので、今回のライブ当日まで喉のケアに専念しました。
ケアと言っても特別なことはしていませんが、乾燥に気を付け、大声を出さずに、歌を歌わないようにしていました。リハーサルまで声が出るかどうか心配でしたが、思ったよりもスムーズに声が響いたので、前回とは違う自分本来のアプローチで、自然にハイトーンを出すようにしました。やっぱり自分のポイントで歌う方が声は素直に響いてくれるので、ハイトーンについてはあまりアプローチを変えないようにしようと思いました。
ただし、中低音に関してはもう少し練習が必要ですけど。
満員のPEINEKILLERさんで歌うのは、かなり緊張しましたが、最後まで楽しく演れました。機会があればまた、演らせていただきたいです!
前回とあまり変更が無いけどセトリはこちら
- HELLRIDER
- The Stronger
- The Power Of Truth
- GET AWAY
- DEVIL SOLDIER
- SEXY WOMAN
- I’m On Fire
- THE Sun Will Rise Again
- THE KING OF PAIN
- HELL FIRE
10曲も歌わせていただき、本当にありがとうございました。
コロナだけじゃなくて痛風も大変なのです
トリのDouble OさんはLSDTのドラマーであるDaiちゃんが参加しているバンドでもあります。私たちの10曲叩いてから、続けて更に11曲の、合計21曲叩きましたよ。それでいて顔に汗一つかかないという強者です(笑)
Double Oさんは、Judas Priestの曲を演奏されましたが、本当に素晴らしい演奏で、最後まで引き込まれました。次回は地元のGr8Cafeでのライブとのことなので、ぜひ観に行きたいと思います。
最後に、ライブの前日くらいから、久しぶりに痛風の発作が出てしまい、翌日の地元のお祭りには参加できませんでした。ベースのこみやんも痛風なのでLSDTの半分は痛風です。喉のケアはもちろん大切ですが、健康管理も怠らずにしっかりと注意していかなければならない身体だと再認識しました。