くんくんナイト2022に参加してきた

2022年8月15日

久々のTHE LIVE STATION

2022年8月13日(土)目黒ライブステーションで開催されたくんくん先生のお誕生日会、「くんくんナイト2022」に参加させていただきました。

前回の参加が2019年でしたので、3年ぶりの参加となりました。

ライブステーションに伺うのも2年ぶりなので、階段の踊り場にあった灰皿が撤去されていて時の流れを感じてしまいました。

LSDTで2020年にお邪魔した時は、演奏中にベードラ破っちゃって、会場の皆さんにも心配をかけてしまいましたが、今となっては懐かしい思い出です。

今回のくんくんナイト2022は、新型コロナの感染予防対策を万全にして、参加者全員がマスク着用、声出し禁止はもちろんのこと、喫煙スペースの使用などもルールに従って、シッカリと行い、盛り上がるなかでも秩序を守った素晴らしいセッションイベントでした。

今回は、私が参加しているもう一つのバンド、LAZINESSのベースMamemoさんと、ドラム担当のSUMIさんも一緒に参加しました。

樋口宗孝氏本人がツアーで使用していたドラムセット

実はSUMIさんは、関西在住なので当日飛行機で参戦したんです。

しかも、会場入りする前にスタジオで軽く身体を温めてきたというから、いつも以上の気合が感じられました。

それもそのはず、会場にセッティングされているのは「第三期ラウドネス で樋口宗孝氏本人がツアーで使用していたドラムセット」なのです。

大の樋口ファンであるSUMIさんからすれば、今は亡き樋口さんが使用されていたドラムを叩かせていただくということは、中途半端な気持ちでは許されないという心境だったのだと思います。

このドラムのセッティングは、変更しないことがルールとなっていますから、ドラムで参加した方々は、樋口さんそのままのセッティングで演奏していました。

樋口さんとは身長も手足の長さも違うSUMIさんからすれば、正直叩きにくいドラムのセッティングだったはずです。

それでも、担当曲のLONELY PLAYERとBLACK WALLを叩くSUMIさんは本当に嬉しそうでした。

ベースのMAMEMOさんは、CRAZY DOCTORとROAD RACERが担当でした。

LAZINESSではよく演奏する曲ですが、なぜかいつもよりカッコいい!

しかも、担当の2曲のほかにDREAM FANTASYにBaの空きがあり、参加していたもう一人の女性ベーシストと一緒にステージに上がり、前半と後半を分けて演奏するというとても面白い演出。

会場もめちゃめちゃ盛り上がりました。

2人とは、LAZINESSとして一緒にスタジオ練習していますが、いつも以上に輝いていて、なんか誇らしかったです。

いつか一緒にライブできたらいいなぁと思いました。

正直かなりビビりながら参加しました

久々に参加した私ですが、そもそもかなり期間が空いているので誰も覚えていないんではないか、誰あいつ?って思われるんじゃないかと、謎の被害妄想でびくびくしながら会場に入ったんですけど、すぐに、当日司会をされていたHIDEさんが声をかけてくれたり、会場の中でもたくさんの仲間に声をかけてもらえて、あー、私は幸せだなぁと心から感じました。

そして、久々に再会するボーカル仲間の方々を見て、あーこんな上手い人たちの前で歌うんだよなぁと、少々絶望的な気持ちになりかけましたけど、マイナスに考えずに楽しもうと思い直して、マスクの中で喉をほぐしながら出番を待ちました。

なんと、トップバッターだったんですよw

私、結構トップバッター多いんですよ。

まぁ最初に終わっちゃえば後が楽なので、私のようなへなちょこにはちょうど良いんです。

今回はIN THE MIRRORとLONELY PRAYERが担当です。

1曲目のIN THE MIRRORは、なかなかのハイトーン曲ですから、中途半端な声では演奏に負けてしまいます。

私の声はメインがファルセットで、地声が弱いのが特徴です。

しかも地声が低いため中音域は全てミックスになります。

必然的に裏声ミックスになるので、力強い成分が少ないのですが、そこを補強するのが、私の大きな課題なのです。

演奏に負けずに響く声を出すためには、脱力をして丹田に重心を落としながら喉を開いて上半身全体に声を響かせなけば、思うように鳴ってくれません。

さらに母音だけでなく子音も意識して唇をなるべく使って発音することも心がけました。

正直、上手ではなかったですけど、声は出せたかなって思います。

何よりも以前セッションで一緒に演っていた仲間と再び舞台で演奏できたのがとても嬉しかったですね。

LONELY PLAYERは、私がタバコを止めるきっかけにもなった曲で、以前は全く歌えなくて超苦手でしたが、お友達のGr8Cafeのマスターと何度も演奏して、何とか歌えるようになった大好きな曲です。

順番が来て、再度ステージに上がり、ドラムがメンバーのSUMIさんだったこともあり、緊張もほぐれて楽しく歌いました。

この曲では、なんといってもギターが凄かった。

ソロのアドリブがカッコよくてステージ上にもかかわらず聴き入ってしまいそうになりました。

超絶アドリブからボーカルのメロディーラインにサクッと戻ってきて、本当にカッコよかった。

スポットライトで会場のすべてが見えるわけじゃないのですが、声の出せない中腕を上げて盛り上げてくれる会場の皆さんに届けとばかりに必死で歌いました。

へなちょこでも、出せる限りのハイトーンで会場に応えたかったので、最後はいつもよりも上の音まで出しました。

ノッていると声っていくらでも出ますね。

お友達のボーカリストの皆さんは、想像以上に成長されていて、前よりも皆さんレベルアップされてました。

ほんと、歌は練習した分、経験した分がちゃんと身になりますね。

もっと練習しないとダメだと思いました。

追加で指名いただいたのが本当に嬉しかった

コーラでおなかがタプタプになって、セッションもそろそろ終わりという時に、追加で3曲演ることになったのですが、くんくん先生から1曲ご指名をいただき、なんと追加でCRAZY DOCTORを歌わせていただくことになりました。

私にとっては、LOUDNESSの曲で最も難しい曲であるCRAZY DOCTOR。

ご指名とあらばやるしかありません!意を決してステージに上がりました。

会場を切り盛りしていたKYOちゃんがベースを担当してくれたのですが「フリオさんが歌うなら私弾くヨ!」と言ってくれて、めちゃめちゃ嬉しかったです。

この曲は比較的ハイトーンが少なく中音域(と言っても高いですが)をカッコよく歌わないとならないんですが、ちょうど私の換声点が邪魔する音域なんです。

裏声の密度を少なくして地声成分を多くしたミックスにしないとカッコよくないので、先に歌った2曲とは発声を変えて歌いました。

出だしから最初のサビまでは、まぁまぁいい感じでしたが、2回目のサビ以降で力みが出てしまい、上手くミックスからハイトーンにつながりませんでした。

でも、最後まで何とか頑張って歌い切りました。

この曲をカッコよく歌えるようになりたいですね。

いい歳ではありますが、歌える場所がある限り、へなちょこでも歌い続けたいと思います。

そして、ライブにもまた挑戦したいですね。