LAZINESSの初ライブでした

2023年10月16日

細々と地道に続けてきたバンドなんです!

2023年10月15日(日)、雨の中、武蔵小金井の練習スタジオに向かい、ライブ前の最終リハーサルを行いました。私が所属するバンド、”LAZINESS”は、”LAZY”と”Loudness”を心から愛するコピーバンドです。私がバンドに参加する以前から、リーダーのsinさん(Gt)とsinさんの同級生のsumiさん(Dr)そして唯一の女性メンバー、まめさん(Ba)の3人は、SNSを通じて知り合い、定期的にスタジオで一緒に演奏していました。しかし、長らくボーカリストが不在で、インストバンドとしての活動が続いていました。

私は、2018年の“Takkan Meeting Session vol4”で、sinさんと知り合い、その後ボーカル(仮)として誘われ、同年2018年12月からスタジオ練習に合流しました。当初、月に1回ほどのスタジオ練習は、特別な目標やライブ出演の計画がなく、単純に楽しむためのものでした。私は当時、4つのバンドで活動していたため、LAZINESSのスタジオ練習は個人的にもトレーニングの一環でした。

その後、バンドとしての自覚が徐々に高まり、私が所属するバンド”LSDT”とのセッションやセッションイベントへの参加など、スタジオの外に足を踏み出すようになりました。新型コロナウイルスのパンデミックによる自粛期間や、ドラムのsumiさんが転勤という状況にもかかわらず、私たちは細々ですが、地道にバンドの活動を続けてきたんです。

まさか自分たちがライブで演奏することになるなんて!

世間の自粛モードも緩和していく中、私たちは今回、「熱音鋼鉄倶楽部番外編 LOUDNESSトリバン祭り」に出演する機会を得ました。

当初、LAZINESSを結成した際、私たちは自分たちが実際にライブに出演できるなど、考えてもいませんでした。ライブが決まったことは、とてもうれしかったのですが、実際スケジュールが迫ってくると非常に緊張しました。特にドラムのsumiさんは遠方ですから、以前のように月イチのスタジオ練習もできません。当日までに数回合わせて本番に備えるしかありませんでした。だからと言って言い訳もしたくないので、各々が個人練習をして、当日午前を含めた数回のスタジオ練習で本番に臨みました。

ライブ会場は、私にとって2回目となる武蔵小金井の“Rosy Note”さん。リハーサル終了後、メンバー4人全員でファミレスでカレーを食べ、まったりと時間を過ごした後、会場に向かいました。まったりしている間も不安でいっぱいでした。「これから1時間スタジオはいる?」なんて言葉も出たりして、家族連れが昼食を楽しむファミレスの一角で、私たちだけが初ライブの緊張感で異様な雰囲気を醸し出していたと思います。

強力な対バンさんとご一緒出来て幸せでした!

今回「熱音鋼鉄倶楽部番外編 LOUDNESSトリバン祭り」に出演したのは以下の6バンドです。(演奏順)

LACDDESS
LAZINESS
らう丼あらいぶ
SALOUDNE
METAL MAD
METAL HEADS

皆さん本当に素晴らしく、トリビュートバンドとしての再現度や演奏力、私的には特にボーカリストさんたちは歌唱力もMCも本当に素晴らしかったです。私なんて、へなちょこすぎて申し訳なさでいっぱいなのですが、素晴らしい皆さんとご一緒できたことが非常に嬉しく、LAZINESSの初ライブが、たくさんの“LOUDNESS”ファンの方たちの前で行えたことが幸せでした。

“Rosy Note”さんは、雰囲気がとても良く、親切に接してくれるので、ビビりな私でも大丈夫でした。前回、LSDTで演らせてもらった時は、緊張しすぎてかなりヤバかったのですが、今回は、ちょっとだけリラックスできた気がします。へたっぴなくせにリラックスしてる場合じゃないんですけど、脱力しないと声が出ませんので、リラックスも大切だったりします。以前は、本番前にリップロールして喉の緊張をほぐすようなことをやっていたんですが、最近はやらなくなりました。私にとっては気持ちの問題みたいで、リップロールすればするほど緊張が高まってしまうんです。これでは本来の目的と真逆ですよね。きっと私のメンタルが弱いからかもしれません。なので、何も考えないで自然体でステージに上がりました。

初期のメジャー曲を中心に演奏しました!

今回のセトリは以下の通りです。
CRAZY DOCTOR
IN THE MIRROR
LONELY PLAYER
ROCK SHOCK
DREAMER
Dream fantasy
SATISFACTION GUARANTEED
LOUDNESS
BURNING LOVE

なんと9曲もやらせていただきました。
私にとって最大の難曲が1曲目の“CRAZY DOCTOR”です。何度歌っても難しいですね。私の声域に合わないんですよね。なかなか高音域が響かないので、このキーが本当厳しいです。何度も練習しているんですが、まだまだ歌えません。今後も諦めないで練習します。

5曲目の“DREAMER”は“LAZY”の曲です。LOUDNESSトリバンなのに、大丈夫かな?って心配していたんですが、ブーイングが出なかったので多分大丈夫だったと思います。しかし、この曲も普段歌っている音域とは違うので、歌うのが大変でした。正解ではないかもしれませんが、自分なりに響くポイントで歌ったつもりです。(Ba)まめさんのコーラスもよく聞こえて気持ち良かったので、もう少し完成度を上げていきたいと思っています。

今回、苦手な歌詞の注入は7曲目の“SATISFACTION GUARANTEED”だけが不安だったので、何回も書いて入れました。いつも英語の歌詞を見て歌っていたのですが、念のためちゃんと聞いたら自分の発音がかなり間違っていたことに気付き、全部耳コピし直しました。早くやっておけばよかったんですが、ぎりぎりになったので、覚えるのがちょっと大変でしたが、何とか入りました。全曲歌詞は入ったのですが、所々飛んじゃいましたね。明らかに練習量が足りていないからだと思いますので、もっと頑張らないとダメですね。

8曲目の“LOUDNESS”は今回歌った中では最高音だったので、喉の調子が心配でした。へなちょこな私は、高音出すくらいしか取り柄が無いので、ピッチに合わせて頑張ってあてましたが、ちゃんと思っていた個所に当たっていたか正直不安です。後日録音した音源を聴いて反省しようと思います。

ラストの“BURNING LOVE”は、ラストのリズムが早くなる部分が最大の見せ場であり、最も大変な個所でした。特に予定していたわけじゃないんですが、シャウトしすぎて、暑すぎたので、革ジャンを脱ぎ捨て、サングラスを外して、ついでにズラまで取っちゃいました!完全に勢いです。薄くなった頭頂部を会場の皆様にお見せしてしまい、大変申し訳なかったと思います。もう、二度としません(多分)。

もっと頑張らないとね!私!!

LAZINESSのメンバーは、練習の時以上にノリノリでした。激しい曲ばかりのセトリだったので、全員がぜーぜー言いながら必死に頑張りました。ドラムのsumiさんは腕が攣りそうになり、ギターのsinさんは膝が悪いため、グルコサミンをいつもの二倍摂取して参加しました。実は二人とも来年は還暦を迎えるんです。

もし可能であれば、還暦祝いにまたライブができるといいなと思っています。そして、まめさんと私も還暦を迎えるまで、メンバー全員が元気に活動し続けられることを願っています。

会場には、私が所属するもう一つのバンドLSDTのメンバーである、ギターのターキーとドラムのダイちゃんも来てくれました。ダイちゃんは、LSDTのTシャツを着て参加してくれたのがうれしかった。

それから、しばらく会っていなかった仲間たちとも再会することが出来て、沢山お話しすることが出来ました。見かけによらず、私は人見知り発動しがちなので、積極的に話しかけに行けないんですが、色々お話が出来て楽しかったです。長時間でしたが、とっても楽しめた、素晴らしいトリバン祭りでした。

今のところ、私はライブの予定はありませんが、次回に向けて自主練習で少しでも成長できるよう努力したいと思います。