喫煙所 について言いたい事

2018年6月19日

tabaco

喫煙所 がなぜそこにあるのか?

以前だったら考えもしませんでしたが、受動喫煙による非喫煙者への被害をちゃんと考えるようになると、普段見過ごしていた喫煙所がどうしてここにあるのかって事をとっても疑問に思うようになりました。

まずは、こちらの写真をご覧ください。

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これはとある駅の出入り口なんです。

やや中央のグリーンの柱より右側は、駅の反対側に通り抜けるための半地下通路になっていますが、自転車通路、スロープ、階段の順番で通路が3つに別れており、喫煙所にもっとも近いのが自転車通路です。

自転車で通るのは、ママチャリの子供用シートに座る幼児から三輪車に乗る老人まで、多くの方々がこの通路を利用されますから、写真のようにすぐ脇に喫煙所があると煙がものすごいことになってしまい、否が応でも受動喫煙することになってしまうのです。

この場所は常に誰かが喫煙していて、空気が綺麗になることはなかなかありません。

しかも、駅の反対側に出てみるとさらに2箇所も駅の近くに喫煙場所があるのです。

この駅の周辺は、路上喫煙禁止条例のため歩きタバコは禁止されており、駅に降りた方やこれから駅に向かう方が吸い溜めのために利用されているのかもしれません。

なので、いつでも大勢の方が怪獣のように煙を吐いていますが、私を含め子供も大人も駅を利用する際に必ずその周辺を通らなければならないのです。

特に上の写真の場所に関しては、ここ以外で駅に入る道がないので、毎朝子供も大人も被害にあうことになります。

私はいいんです・・・でも子供達は守りたい!

私は、もういい歳なのでいいんですけど、未来を背負う地域の子供たちは守りたいんですよ!

で、こちらの写真。

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手前左の白い飲み物の自販機と中央に灰皿、奥にはタバコの自販機。

飲み物まであるということは、ここに立ち止まってゆっくり吸って行けと言わんばかりのレイアウトです。

しかし、右の上部にグリーンのベルトが見えますよね。

そうです、ここは通学路なんです!

ここで喫煙している人や歩きタバコをして、この灰皿に捨てていく人がたくさんいます。

このすぐ脇を、小学生や中学生が歩いているんですよ。

もし、喫煙所を提供したいのならば、せめてスクールゾーンはやめてもらいたいんです!

そして・・・

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同じスクールゾーンにもう1箇所・・・・・。

しかも、この場所の目の前が幼稚園なんですよ・・・・・。

あらためて、この場所を確認して、なんか悲しくなってきましたよ。

なにも考えていないんだなと、自分さえよければいいんだなと、そんな風に思えちゃって、本当に悲しくなりました。

そして、そのすぐそばにあるコンビニの前では、

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自転車のカゴに吸い殻がそのまま入っていました。

危険だし、不潔だし、ここも通学路ですよ・・・・。

呆れ返ります・・・・。

路上喫煙の防止、タバコの吸殻ポイ捨ての禁止のために、吸殻も喫煙所も設置されたのだと思いますので、全く受動喫煙防止の対策とはリンクしないのだと思うんですよ。

なので、スクールゾーンに灰皿を置いてはいけないとか、スクールゾーンでは禁煙という決まりがないんですよ。

でも思うんです。

世の中を完全に禁煙にはできないかもしれないけど、喫煙場所を人の通常導線から離すことや、登校時間中のスクールゾーンでの喫煙禁止は、実現できるんじゃないかなと!

未来を背負う子供たちのために、そのくらいできないでしょうか?