ヘアカラーを真剣に考え抜いたらヘナが最強だった

2021年4月7日

ヘアカラーによる毛髪や等に対するダメージは、回数を重ねるごとに蓄積し、毛髪自体の損傷だけではなく、毛母細胞のある頭皮まで痛めてしまう可能性があるので、ヘアダイのような強い薬は使わないほうが良いと言うことはわかっているのですが、白髪染めは通常のヘアカラーのように「プリン状態」にはならず「逆プリン状態」になってしまうので、頻繁に染めなければなりません。

しかも、根元まで染めることができるヘアダイで染めればある程度長持ちしますが、ヘアマニキュアタイプのなどの場合は、根元に塗布できないので、自分で染めようとしてもなかなかきれいに白髪をカバーすることはできませんよね。

前回はヘアカラーについて真剣に考えたんですが、

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結論として、頭皮・毛髪への痛みのリスクを享受してヘアダイを続けるか、頻繁に染まりづらいヘアマニキュアタイプで染めるしか無いと思っていたところ、ヘナの存在を思い出しまして、早速ツイッターのフォロワーさんが運営しているhana hennaさんのページを見に行ったんです。

以前、美容をやっているときは、ヘナに対するマイナスイメージしかなかったのですが、毛髪や頭皮の健康考えたら、天然成分のヘナこそが理想に近い染毛剤だと気づいたんです。

気づくまで20年くらいかかりましたが・・・・。

美容をやっている時は、売上のために顧客単価や回転数などを考えると、時間がかかり、染まりにくいと言われていたヘナを採用することは考えられなかったのですが、hana hennaさんのウェブサイトを読めば読むほど、本当に毛髪や頭皮のことを考えるとある程度時間がかかったとしても、身体に安全なヘナこそがヘアダイやヘアマニキュアのデメリットを全て解決してくれる理想の毛染めであることが理解できました。

天然ヘナのメリット部分をもっと早く知っておけばよかったと思いました。

ヘナに関して重要なのは、天然成分であり身体への悪い影響が少ないこと、化学物質を使用していないことです。

カミさんの頭皮と毛髪を守るためには即行動しなければなりません。

そこで、早速ヘナを購入させていただきました。

染毛料の作り方や塗り方はhana hennaさんのウェブサイトにも掲載されていますし、youtubeでも多くの方が配信しています。

多くの動画がセルフで塗布されているものが多かったのですが、私は元々サロンで経験がありますので、美容師の友人にもらった刷毛を用意して、私自身が施術します。

初めてのヘナ!ワクワクがとまらない!

今まで多くのカラーを使ってきましたが、染毛剤をお湯で溶くというのは初めてです。

本当に化学物質を使っていないんだなとあらためて感心しました。

家庭用のヘアダイなどは泡タイプやノズルから1剤と2剤が混ざって出てくるような工夫をされていますが、どれも、サロンで使っているような、ジアミン系の1剤と2剤のオキシを混ぜているだけで、基本的な原料は何も変わっていません。

塗布の方法を工夫しているだけです。

薬剤を混ぜて化学反応させた混合液を塗布するのがヘアダイなんですが、めちゃめちゃきつい匂いがしますよね。

家庭用の場合は、別な香料などを使ってごまかしたりしてますけど。

ヘナはお湯で溶くだけなのでヘアダイの混合液のようなツーンとした匂いは一切しませんので、安心感が高まります。

ヘアカラー用のカップはなかったので料理用のボールを使ってヘナを溶いていきます。

マヨネーズ程度の硬さがちょうどよいということなので、お湯を追加して調整しました。

ラップをして少し時間をおいてから、実際に塗布を初めます。

苦労ばかりかけているので、カミさんの頭髪は真っ白なんです。

本当は全てデカパージュをして、きれいなグレイヘアにして、おしゃれなバリアージュで立体的にしたいと思っていたので我慢して伸ばしてもらっていたんですが、流石に自宅でバリアージュは無理そうなので、相談の結果、ヘナで白髪染めを継続することにしたんです。

動画などでは素手で染めている方が多かったのですが、私はヘアカラー用の刷毛を使って丁寧に塗っていきました。

十分にヘナの染料が浸透するように、塗布した毛髪が起き上がって来ないようにたっぷりと根元に溜まる様に塗布します。

私の場合は、生え際と頭頂部から重点的に塗布し、片面だけではなく両面からキューティクルに逆らうように刷毛で塗布します。

ゆっくり塗っていたらカミさんも疲れちゃうので、現役の頃を思い出して、かなり早めに塗りましたw

塗布後は全体を包み込むようにラップを掛けて、更にタオルターバンをして90分ほど放置します。

この間、カミさんは自由に動いてOK。

さて出来上がりはどうなるか。

ワクワクして湯シャンから戻ったカミさんを見ると、見事なオレンジw

確かに染まったけれどこのオレンジは外を歩けないレベルのオレンジですw

実は想定内で、ヘナ単色の場合は仕上がりはこのようになるんです。

続けて、インディゴで染めます

実際に白髪染めとして白髪を黒く染めるのはインディゴというマメ科植物の葉の粉末です。

インディゴもヘナと同じ様にお湯で溶いて、塗布していきます。

インディゴはヘナと比べると若干柔らかくなるようなので、少し固めで塗ってもいいかもしれません。

今回は塗布後、若干たれてきちゃいました。

ヘナと同じ用にラップをしてタオルターバン。

最終的な仕上がりはこちらです。

光に当たると若干明るい感じで、完璧に染まりました。

写真で白く見えているのは光の反射です。

完璧に塗り残し無しで染まりました。

多少色が明るく見えるかもしれませんが、このあと、どんどん色素の沈着が進んで、かなり自然な髪の色になるんです。

確かに放置時間はかかりますが、想像以上に染まってくれたのでうれしいです。次もハナヘナを使おうと思います。

ヘナと通常のヘアカラー、ネパールでの評判は?

こんなに良い製品が日本ではまだまだメジャーではないんですが、ネパールの友人と話す機会があったので、試しに聞いてみたんです。

ヘナって知ってる?

なんですかそれ?

いや髪を染めるハーブでさ、ヘナっていうんだけど・・・発音違うのかな?

ああ、ヘンナですね、知ってますよ。みんな使ってます。うちのお母さんも使ってます。自分で染めたり、ヘアサロン(日本とはちょっと違うみたいだけど)でも染めてくれますよ。

じゃあさ、日本で売っているような化学物質を使ったヘアカラーもある?

ああ、ありますよ。でも、あまり人気が無いので使っている人は少ないです。ヘナは体に悪い成分が無いし、普通に誰でも使えますが、新しく売っているカラーは、使った人からあまり良くないという話を聞きました

え、どういうこと

髪のトラブルが起きたそうです。だからうちのお母さんは絶対使わないって言ってます。

彼と話して「もしかして」と思ったことがあります。

インドやネパールの女性の髪があんなにきれいなのは、ヘナのおかげじゃないのか!ってことです。

美容学校に通っていた頃から毛染めは化学薬品で行うものだと思いこんでいましたが、ヘナのような天然の素晴らしい染毛方法があることに、今更ながら驚きです。

もちろん脱色やバリアージュのようなおしゃれな毛染めには向かないですが、白髪染めのしすぎで髪や頭皮のダメージに悩んでいる方は、絶対ヘナがおすすめです。

一人でやるのが大変なら、お友達と一緒に塗り合ったり、旦那さんに染めてもらうのも良いかもしれませんよ。