Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023に行ってきた

「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023」に家族で参戦

昨年、妻と娘と一緒に参加した「Kep1er 日本デビューショーケース」に続いて、今回の「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023」にも家族3人で参戦してきました!本当は息子も誘いたかったのですが、彼はバイトがあり、K-POPにはあまり興味がないため、お留守番となりました。将来的には息子ともライブに行きたいです。

Kep1erの日本初ツアーは、「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 」と銘打たれ、5月20日(土)に東京・代々木第一体育館で開催され、その後名古屋、神戸の3都市で6公演の全国アリーナツアーとなりました。

観測史上1位の記録的な大雨に見舞われた名古屋遠征

私たちは2023年6月2日(金)に行われた「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」に参加しました。代々木の日程と他の予定が重なってしまったため、6月2日か翌日の3日しか予定を組むことができませんでした。普段なら、地方での参戦などは考えもしなかったでしょう。おそらくあきらめていたはずです。しかし、Kep1erのライブは絶対に見たい!という気持ちがありましたので、仕事を休み、当日の朝から移動し、ライブ後は1泊の予定で参加しました。

前日からワクワクしながら準備をし、バッチリ整えた状態で迎えた6月2日。しかし、この日は台風2号の影響で

「梅雨前線の活動が活発になり、西日本や東日本は広い範囲で雨となります。活発な雨雲が通過するタイミングでは激しい雨となり、道路冠水などのおそれがあります。」

という予報があり、不安が募りました。事前に雨具を用意し、服装もシンプルにしました。さらに、靴もスニーカーからレインブーツに変えました。

タクシーで最寄りの駅まで行き、無事に新幹線に乗りましたが、雨はますます激しくなっていきました。関東から名古屋に向かうにつれて、雨の勢いは増すばかりでした。私たちは家族で心配しながら話し合いました。もしライブが中止になってしまったら、それは仕方のないことですが、せっかく準備をしてきたKep1erのメンバーや、Kep1erのファンであるkep1ianたちががっかりするのは避けたいです。

祈るような思いで名古屋に到着し、地元名古屋のグルテンフリーなランチを食べた後、まずはホテルに向かいました。外では雨が滝のように降っており、おそらく、降水量が最も多かった時間だったのでしょう。歩道を流れる雨水は尋常ではありませんでした。妻と娘はオフィスビルの1階でレインコートに着替えて、雨の中を進みました。私もレインブーツを履いてきて本当に良かったと思いました。

ホテルで準備を整え、いざ会場に向かうと、Twitter上では多くのkep1ianが新幹線が止まって立ち往生状態になっていることがわかりました。朝から移動してきた私たちは名古屋に到着できたものの、大雨の影響で多くの人々が会場に辿り着けず、または開始に間に合わないという状況になっていたようです。

会場にはKep1ianが一杯!

名古屋へは仕事で何度か行ったこともあり、交通ルートに不安はありませんでしたが、初めて利用する電車と悪天候のため、会場に到着するまでずっと緊張していました。会場周辺には多くのkep1ianが集まり、台風の影響を気にすることなく、明るく笑顔で会場に向かっていました。私たち3人も彼らに続いて歩き始めました。到着するまでの間、とても不安でしたが、会場に入ると同時にワクワクが押し寄せてきました。

娘と一緒にグッズ売り場に行き、ファンクラブのカードを受け取り、応援用の団扇を購入しました。私はあまりグッズには興味がないのですが、団扇だけは絶対に手に入れます(笑)。ペンライトを用意し、団扇を持っていれば、きっと本格的なオタクに見えるでしょうか?

入場口でチケットを確認されるまで、何か油断できない気持ちでした。友人のライブに参加する際は、スマホチケットなど使わないので、チケットの確認には慣れていませんでした。無事に入場できて、次は自分たちの席の場所を確認しました。

前回のショーケースではアリーナの後方で参加しましたが、今回はA2ブロックでした(ステージに向かって左前方)。前回よりも前の方の席に座れて、進化した気分です。カミさんのアドバイス通り、綺麗に装飾されたペンライトを持って席に着きました。

ただ、心配だったのは、開始10分前でもまだ席に空きがあったことです。台風2号の影響で多くのkep1ianが会場に来ることができなかったのかもしれません。自分たちが無事にたどり着けたことへの安堵よりも、悪天候のために会場に来ることができなかったkep1ianの気持ちを考えると、辛くて胸が痛みました。この日を楽しみにしていた人や、この日しか参戦できない人もいたでしょう。そんなことを思うと、喜びと同時に複雑な気持ちになってしまいました。

頑張って駆け付けるKep1ianたち!

それでも開始時間になると、次第に席が埋まり、遅れて入ってくるkep1ianもいました。開演と同時に、全員が総立ちでKep1erを迎えました。Kep1ianたちは悲鳴のような声援を送り、それに呼応するようにKep1erが登場し、「We Fresh (Japanese ver.)」を披露しました。この曲は非常にノリが良く、ダンスパフォーマンスの難易度も高く、会場は一気にヒートアップしました。私は掛け声の練習があまりできていなかったので、思い出せる範囲で掛け声を送りましたが、後ろの方で完璧に声を出している男性Kep1ianがいて、彼らの愛情には感激してしまいました。

周囲の人たちにクスッと笑われたかもしれませんが、多くのKep1ianは彼らを尊敬していたと思います。掛け声を完璧に覚えて喉が枯れるほど応援するのは、メンバーたちにとっても嬉しいことでしょう。私も彼らの姿勢を見習って、次回のライブまでに「掛け声」を増やしたいと思いました。(ただし、まずは自分のライブの曲の歌詞を覚えることが先決ですが…)

左前方の席だったため、正面に大型モニターがあり、ステージは右側にありました。両方を見るのは少し大変でしたが、せっかくなのでステージをできるだけ観るように心掛けました。

「MVSK (Japanese ver.)」を披露する前に、kep1erメンバー全員が列を作ってセンターステージに移動する場面がありました。私は真横から見ていたのですが、その完璧な間隔と動きに感動し、思わず声が出てしまいました。さりげないように見えるかもしれませんが、彼女らのパフォーマンスは息が完璧にぴったりと合っており、とても美しい光景だったのです。

きっとKep1erは、日本公演を成功させるために、待ち望んでいるKep1ianのために、忙しいスケジュールの中で繰り返し練習を重ね、頑張ってくれたのでしょう。些細なところにも、Kep1erならではの高いレベルが垣間見えました。

本当に観たかった「U+Me=LOVE」と「THE GIRLS」

トークの後には、ガールズプラネット999時代の曲も披露されました。私の大好きな「U+Me=LOVE」はヨンウンさん、ダヨンさん、バヒエさん、イェソさんの4人がパフォーマンスしました。この曲は、ガルプラでは坂本舞白さん率いるチーム(7 LOVE MINUTES)が、メンバーが不足しているという困難な状況から逆転勝利を収めた伝説の曲です。詳しくは「ボーカリストとしてのソ・ヨンウン」に詳しく書きました。

私はこの曲が大好きで、今でもよく聴いています。ヨンウンさんがこの曲を歌うだけでも感動的なのに、以前から「U+Me=LOVE」をやりたいと公言していたダヨンさんが参加したことも、とても感慨深いステージでした。

この曲には掛け声が決まっていなかったにも関わらず、自然に会場から掛け声が沸き起こりました。「まさしくこれが、これこそがライブだ」と感じました。

中盤では、Queendom2の最終話で披露された「THE GIRLS (Can’t turn me down)」も披露されました。私は今でも、Queendom2最終話でのチェヒョンさんの素晴らしいパフォーマンスを忘れることができません。彼女はガルプラの時から、他のメンバーやファンのために全力で戦ってきました。曲の終盤で彼女のハイトーンが響いたとき、私の涙腺は崩壊しました。チェヒョンさんとヨンウンさんは本当に素晴らしいボーカリストだと思います。こちらは「Queendom2最終回 正直な感想」に詳しく書きました。

最初から最後までKep1ianに愛を送り続けるkep1er

公演の途中でヒカルさんが、大雨の中での参加に感謝の意を表し、参加できなかったKep1ianのことを心配し励ましました。「これなかった人の分まで盛り上がりましょう!」と声をかけてくれたり、マシロさんがお母さんから「今日のコンサートは(大雨の影響で)期待しないほうが良い」と言われたが、実際には多くのKep1ianが集まってくれたことに感激していたり、シャオティンさんが初めて母親の前でステージを披露したことを涙ながらに語った場面など、ステージ以外でも感動的な瞬間が数多くありました。

語り始めたらキリがありませんが、今回の初の日本ツアー6公演全てに多くのドラマがあり、参加したKep1ianの心には「最高の思い出」として刻まれたことでしょう。

アンコールは、「Attention」に合わせて、Kep1erのメンバーが色とりどりの「Attention」のアルファベットの風船を持ってアリーナ席に現れました。「Attention」はちょうど9文字なんですね。当日まで気付いていませんでしたが、kep1erの9人がファンと触れ合うための曲として、最高にマッチした選曲でしたね。決して忘れることが出来ない本当に素敵な演出でした。

私たちの席の近くには、シャオティンさんが来てくれました。興奮していたため、スマートフォンの操作がうまくいかず、結局諦めて老眼の両目で彼女のご尊顔をじっくりと拝しました。私の席よりも通路側に座っていたカミさんも興奮しすぎてiPhoneの録画ボタンを押し忘れ、ただスマートフォンのカメラでシャオティンさんが通り過ぎるのを見るだけでした・・・・。ただ一人冷静だった娘だけがしっかりとスマートフォンで記録していました。娘は「シャオティンが実在していたんだよ」と何度も言っており、周りのKep1ianの方々も大興奮でした。最初から最後まで本当に楽しく、大満足のライブコンサートでした。

秋にはファンミーティングも予定されています。私自身のライブと重ならなければ、必ず参加するつもりです!その前に、応援の掛け声の練習と、高齢なので体調管理にしっかりと取り組みたいと思います。