家族で参戦 Kep1er JAPAN FAN CONCERT 2024<FLY-HIGH>

2024年4月6日

老体に鞭を打ってKep1erに会いに行きました

 腰痛なのです。正確には坐骨神経痛です。昨年2023年の後半から夫婦そろって体調が悪く、体のあちこちにガタが来ていることを認めざるを得ません。
 私は20年以上前に交通事故に遭い、それが原因で椎間板ヘルニアになってしまいました。多くの病院やクリニックに通いましたが、全く改善ししませんでした。あきらめかけていた時、後輩に紹介されてカイロプラクティックに通い、4回ほどの施術で治していただいて以来、何年も受診していなかったのですが、今回かなり痛みが出てしまったので、20年ぶりに受診しました。私は仕事で複数のモニターを使用していますが、左側のモニターをほぼ真横に設置しているため、長時間無理なねじれた姿勢を続けていたことが原因の一つのようでした。私は比較的短期間で改善しましたが、カミさんはかなり重症で、簡単には治らない状況です。3人とも体調は良くありませんでしたが、今回も家族三人でKep1erのファンコンサートに参加できるよう、無理をせずに体を大切にし、当日を迎えるようにしました。

家族Kep1ianとして今回もなかよく参戦

 私はこっそり応援しているおじさんファンなので、沢山のイベントなどにすべて顔を出すようなヘビーユーザーではありません。でも、2022年9月のショーケース、Kep1er Japan Debut Showcase Live から始まり、2023年6月の単独コンサートツアー、Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 。2023年10月のファンミーティング、Kep1er JAPAN FAN MEETING “Fairy Fantasia”など、全て家族三人で参加することができて、嬉しいことにすべてアリーナ席で楽しませてもらったのです。体調はすぐれないけど、また家族三人でKep1erに会いに行って、元気をもらいたい!そんな気持ちで、今回のKep1er JAPAN FAN CONCERT 2024 に参戦させていただきました。
 しかし、コンサート当日の2月23日(金・祝日)は大変でした。私の坐骨神経痛はある程度改善していましたので、大丈夫だったのですが、カミさんが絶不調で、痛みをこらえながらやっとの思いで幕張に向かったのです。コンサート中も立ち上がることが困難だったため、カミさんだけはほぼ着席したままの観戦でしたが、椅子が古い昔ならではのパイプ椅子ではなくて、背もたれがあるものだったので、用意してきた空きペットボトルを挟んで痛みを和らげることができたようです。会場に着く前から「Kep1erや周りのKep1ianに申し訳ない」と言っておりました。
 今回のお席はセンターステージの右側で、今までで最も近くでKep1erのみんなを肉眼で見ることができました。ありがたいことに、私たち家族は今回もアリーナ席で観戦させていただいたのですが、コンサートのたびに少しずつお席が前方に進んでいて、とても嬉しいです。ただ、今回だけはカミさんの腰が不調だったので、本当にアリーナで大丈夫なのか心配でした。
 私は、体調的には大丈夫だったのですが、仕事やその他のことでかなり精神的に参っていて、人と会う事すらしんどかったのです。私は大人なので、いつも平気を装うようにしていますが、心はかなり窮屈な状態になってしまっており、それでもやらないといけないことが多いですし、自分の辛さや苦しさを吐き出す先も少ないんです。我慢をするしかないんですよね。その我慢も若い頃は発散する術がありましたが、今は発散する気力すらおきません。何もかも忘れてKep1erを応援することだけに集中できれば良いのですが、性格的に推し活に没頭できないので、無駄にほかのことに手を出してしまう。そんなめんどくさい状態だったんです。
 しかし、せっかくのKep1erのファンコンサートです。様々な困難を乗り越えて歌とパフォーマンスを準備してくれているであろうKep1erに会うために、いつまでもうじうじしていられません。今日だけは他のことは忘れて、家族三人でKep1erを満喫したいと思いました。

最初から涙腺緩んでしまいました

幕張はKep1ianで一杯でした。娘と一緒にカスタネットとマシロさんとイェソさんのうちわを買いに行きましたが、カスタネットは残念ながら売り切れでした。うちわのデザインは過去最高でしたね。お二人ともとっても素敵なお写真でした。会場に入って、カミさんと娘はトイレに行ったのですが、トイレが大行列。開園時間ぎりぎりまで二人は帰ってきません。もう、心配で心配で・・・・(コンサートに間に合わないことがw)ぎりぎりでアリーナ席に入ることができました。
 ほどなくしてコンサートがスタートし、1曲目が始まりました。なんと、なんと、私がずっと待ち焦がれていた「See The Light」でスタートですよ。いきなり泣いてしまいました。自分でも、なんで泣いているのかわかりませんでしたが、いつか観てみたいと思っていた、Kep1erの1stミニアルバム『FIRST IMPACT』の最初の曲である「See The Light」を実際に観ることができて、大感動だったのです。Kep1erの曲には好きな曲はたくさんありますが、私は「See The Light」が一番カッコいいと思っていて、Queendom2で披露されたパフォーマンスも大興奮しました。単なるガールクラッシュではない、だからと言ってかわいいというだけでもない、Kep1erだからこそ演じられるカッコよさが凝縮されている曲だと思っています。
 さらに、Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 で一糸乱れぬ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた「MVSK」は真横からユジンさんの空中に飛び立つような、あの振付を見ることができました。この曲も『FIRST IMPACT』に収録されている、大人の雰囲気があるとってもにカッコいい曲です。
 そして、前回のファンミーティングで度肝を抜かれた、日本3rd シングル『FLY-HIGH』のタイトル曲「Grand Prix」。今回のファンコンサート『FLY-HIGH』のテーマ曲でもあり、これも最高にかっこよかったです。特に私は、ダヨンさんとヒカルさんのパートである「私のRace track ほら Race track 行け Race track」の部分がめちゃくちゃ痺れるくらい好きです。かっこいいですよね。あのカッコよさって、誰にでもできるものじゃないって思うんです。この曲の歌詞は天才的だと思いますし、メロディーと振り付けも統一感があってカッコいいです。
 続いて、2nd ミニアルバム『DOUBLAST』のタイトル曲「Up!」の日本語バージョン。何度も見たMVの映像を脳内再生させながらステージを観ました。特に終盤のダンスパフォーマンスが、可愛らしい雰囲気の中にありながらスパイスのように効いていて、ものすごく元気が出る曲です。ヨンウンさんのキックが特徴的でカッコいいんですよ。
 そして3rdミニアルバム『TROUBLESHOOTER』収録曲「Dreams」も、5thミニアルバム『Magic Hour』に収録された、初のユニット曲「Tropical Light」(ユジンさん、シャオティンさん、ヨンウンさん、イェソさんが担当)と「TAPE」(マシロさん、チェヒョンさん、ダヨンさん、ヒカルさん、ヒエさんが担当)も、とてもよかったですし、会場と一緒になって楽しんだゲームもとても楽しかったです。体の不調や悩みなど完全に忘れることができました。

ファンサというものを体感したような気がした

 Kep1erのみんなは、曲の途中でもファンに対してたくさんのファンサをしてくれて、特にガルプラの頃から応援している私の最推しであるマシロさんが私たちの方に向かってファンさしてくれた時には(勿論私に対してではないのはわかっていますが)自分を見てくれているように錯覚してしまうくらいドキドキしてしまいました。後からカミさんにそれを言ったら、笑われましたがw
 続いて、同じく『Magic Hour』から「Love on Lock」と4thミニアルバム『LOVESTRUCK!』から「LVLY」とKep1erの中でも、Kep1ianに好評なカッコいいナンバーが続きました。
 そして、前々回のKep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 で銀テープが舞った、日本の2ndシングル『FLY-BY』の初回限定版2曲目の収録曲「tOgether fOrever」です。この曲も前奏が始まった途端に涙が出ちゃいました。Kep1erの軌跡と重なる点があるのはもちろんですが、夢に満ちあふれていた若いころを思い出してしまうんです。たまに自宅で歌ってしまうくらい、本当に大好きな曲です。
 その後、5thミニアルバム『Magic Hour』のタイトル曲「Galileo」。3rdミニアルバム『TROUBLESHOOTER』のタイトル曲「We Fresh」。そして、Kep1erのデビュー曲である「WA DA DA」と日本デビューシングル『FLY-UP』タイトル曲の「Wing Wing」と代表的な曲が続きました。どれも、一生忘れることができない思い入れのある曲です。特に日本では「WA DA DA」は週間オリコンランキング初登場2位を記録した、知らない人はいないくらい流行った曲です。我が家では「Wing Wing」が大流行りしまして、特にマシロさんのレベルMAXの表情管理が映える「wing buzzin’」の部分はカミさんが曲が流れるたびに真似をするので、いつもみんなで大笑いしていました。
 アンコールで、日本3ndシングル『FLY-HIGH』収録曲の 「Sugar」と、日本2nd シングル『FLY-BY』のタイトル曲「I do! Do you?」を披露しながらトロッコに乗ってKep1erが会場を回りました。アリーナ席で喜んでいた私たちは、2階席最前列の方々を、心底うらやましく思いました。でも、あんなに、ものすごい近距離でのファンサをもらったら、私のような高齢者は心肺停止してしまうかもしれませんから、見上げて声援を送っているくらいがちょうどよかったかもしれません。
 センターステージで披露した、4thミニアルバム『LOVESTRUCK!』収録の「Back to the City」は躍動感にあふれ、終盤にふさわしい素晴らしいパフォーマンスでした。何かの番組でKep1erメンバーが大好きな曲の一つだと言っていましたが、とっても躍動感があり、みんなを元気にさせてくれる、本当に素晴らしい曲だと思います。私も大好きです。
最後の曲は『FLY-UP』の「Daisy」です。この曲はKep1erが、あえてパフォーマンスをあまりせずに、ファンと一緒歌う、Kep1erもkep1ianも会場の全員が一体になる大感動の曲です。コンサートは最後の瞬間まで本当に楽しく感動的で、全18曲を全身で堪能させていただきました。

やっぱりKep1erをもっと観ていたいです

 私たち家族三人は、体調が悪かったことも忘れて、Kep1erに癒され、楽しませてもらい、元気をもらいました。帰りは幕張で食事をしてゆっくり帰りましたが、冷めやらぬコンサートの興奮で夜の寒さすら感じないほどでした。
 Kep1erは、期間限定のアーティストだけれども、私はKep1erをずっと見ていたいです。
もう一度、彼女たちの素晴らしいコンサートに家族で参加したいと願っています。